自分の記帳
個人事業主として会計士・税理士業をしていますので、事業に関する記帳をしています。
領収書を一か月間ためておいて、預金データもろとも、月初にえいやっと記帳です。
出来る限りパターン化
多少の変化はありますが、おおむね毎月同じような取引が繰り返されますので、作業は出来る限りパターン化しています。
データでダウンロードできるものはcsvデータで落として、加工したデータを弥生会計にインポートするなどです。
摘要欄もマイルールを作っており、それに沿って作業をすると割とすんなりと進みます。
資金繰り表(CF表)の作成まで
データを取り込んで、補助科目の修正など多少の補正を行い、あるべき残高が他の管理資料と一致していることを確認したら、記帳業務が完了します。
しかし、ここで完了ではなく、資金繰り表(CF表)も作成しています。
入出金の大きな項目を可視化するエクセルです。
個人事務所の本格稼働前は、いまいちこの表の有用性を理解していなかったのですが、稼働後はかなり重宝しています。
なぜ、預金が減ったのか、増えたのかを一覧で見返すことができますので、過去を見返す際にも便利ですし、将来予想(どの月でどのような支出が見込まれるのかなど)にも役立ちます。
どんなに忙しくても月初にこれを完了させるようにしているのですが、記帳業務も含めサラの状態からどれくらいの時間で完了するのか計ってみましたところ、2時間かかっていました。
取引内容は自分でわかっていますし、資料の不足もない状態で、思いつく限りの効率化をしても、2時間かかっているということに少しびっくりです。
ふと、記帳業務をサラから請け負っている事務所さんが、クライアントの一月分の記帳を対応する時間はどれくらいかかっているのだろうか?と考えてしまいました。
資料が不足していることや、内容把握のための問い合わせを考えると結構時間がかかっているのではないかと思われるわけです。
報酬との見合いでそこは割り切ってわかる範囲で対応というやり方なのかもしれないですね。
いずれにしても、資金繰り表は大切だと思っています。
儲かっていようが儲かっていなかろうが関係なくです。
日々精進。
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