なんとなくスルーしていた
先日、お仕事の関係で、フリーランス法を勉強しました。
2024年11月に施行されており、税務通信などの読み物でも情報発信されていたのですが、なんとなくスルーしてしまっておりました。
情報に触れるたびに、自分に関係がありそうだなと感じたものの、まぁ、いっかと、考えて、サボってしまっていました。
情報がたくさんあれど
勉強するにあたり、公的機関が公表している資料にあたってはみたものの、思っていたよりも多くの情報があり、少し圧倒されてしまいました。
税務の調べ物と違う点は、税務に関しては基本的には国税庁が公表している資料(たまに経済産業省の資料なども参照しますが)で足りるところ、今回は、いろいろな省庁が資料を公表していたという点です。
同じ事を違う角度で書いてあったりするので、ソースは1つでも、そこから、派生的に複数の資料がある感じですかね。
なので、どの資料に依拠して勉強すべきかの迷子になってしまいました。
情報の整理整頓
公的な資料でなんとか概要は掴めたので、次は、関連する書籍を購入して読んでみました。
書籍の良いところは、先に書いたとおり、いろいろな箇所に散らばっている情報を、時系列で、項目ごとに整理してくれている点です。
手当たり次第に資料を読んで知った情報が、頭のなかで散らばっていたのですが、それらが整理整頓されていくイメージですね。
ただ、いくら整理整頓できたとしても、付け焼刃でしかないので、どこか不安が残るわけです。
具体的な懸念事項があるわけではなく、
読み間違いや勘違いを起こしていないだろうか?
といった漠とした不安ですね。
餅は餅屋
ということで、フリーランス保護法にお詳しい弁護士さんに相談してみたところ、やはり餅は餅屋で、的確にアドバイスをしてくださいました。
あぁ、ここに専門家に相談する意味があるのかぁ、
と思ったわけです。
約20年ほど、会計税務周りの業務をしているので、多くのことが当たり前のことになっていたりするのですが、それはずっとやっているからその様に感じるのであって、普段接していない方からすると、それであっているのかの不安を完全に拭いきれず、そういったときに、プロの確認を経て、
大丈夫、あっていますよ、
という返事を得ることで、
あぁ、よかった、
と、やっとこさ安心できるのだなと分かった次第です。
1人で何でもやっていると、本当に日々勉強ですね。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)