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【英語】家政婦さんを狙った詐欺

雑多な話

詐欺メール

先日、英語のレッスンで使った記事が詐欺メールに関するものでした。

記事の内容は、詐欺メールが来たが、メールの文章に文法的な誤りがあり、有名な銀行が送ってくるメールにしてはおかしいぞということで、詐欺メールであることに気づけたというものでした。

確かに、外国人詐欺師が作ったであろうメールも、日本語的にいろいろとおかしかったりしますもんね。

一時期、このウェブサイトに英語の詐欺メール(結構、本物っぽいやつ)が来ていたのですが、その際に、英語ネイティブに見極め方を相談したところ、

「よーく読んでみると、たいてい文法的な誤りがあるから気づけますよ。」

と、アドバイスを頂いたことがあります。

英語を勉強することは、意外にも、自分を守ることにも役立つようです。

2つ文法的な間違いがあります

次の文章には、2か所、文法的に誤りがあります。

どこが修正箇所かわかりますか?
(このメールは、「あなたの銀行のアカウントが乗っ取られたので、パスワードを変えた方がいいですよ」というアナウンスのメールです。)

“We advise you to change your registered number as soon as possible to avoid these kind of situation. If problem still persist please contact your assigned branch”

 

答えは、赤字の箇所が間違っています。

“We advise you to change your registered number as soon as possible to avoid this kind of situation. If problem still persists please contact your assigned branch”

 

一つ目は、「situation」が一つの状況ですので、複数を意味する「these」が誤りとなります。

二つ目も、「problem」が一つの問題ですので、動詞には「s」が付くべきとなります。

ちなみに私は読んでいて、おかしいと感じる箇所はあっていたのですが、具体的にどのように修正すべきかは、ぱっと見ではわかりませんでした。
(「う~ん、読んでみてしっくりこない。」といった感じです。)

実際のビジネスで、海外の方から来たメールを見ていると、この手の文法の誤りを目にすることが間々あるので、あまり気にしなくなっているということもあるのかもしれません。
(カッコつけました。ごめんなさい、単に、英語の修業が足りぬからですね。すみません。)

オレオレ詐欺のフィリピン版

この記事についてディスカッションをした後に、

「日本では、どういった詐欺があるの?」

という質問を受けました。

オレオレ詐欺のことを説明したところ、フィリピン版のオレオレ詐欺を教えてもらいました。

フィリピンでは家政婦さんを雇われている家庭も多くあり、その家政婦さんを狙った詐欺らしいのですが、その家の主の方が、仕事に出かけたタイミングを狙って、家政婦さんに主の方の緊急事態を装ってコンタクトをとって、金品を盗むというやり方とのことでした。
(英語だったので多少の勘違いもあるかもしれません。ごめん遊ばせ。)

コンセプトは同じなんですね。

緊急事態を装って、相手に考えさえる時間を与えずに、金品を盗む、ということがです。

「万国共通なんだなぁ~。」

なんて、何を感心しているんだという感じですが、へぇ~と思ったので、書いてみました。

いずれにしても、自分の身を守るためには、知識と教養と、疑う心が重要なようです。

日々精進。


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