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【雑多な話】遊びが必要

雑多な話

日経新聞の私の履歴書

2025年2月の日経新聞の「私の履歴書」を、漫画家の一条ゆかり氏が書かれています。

昔の漫画や漫画家に対する世間のイメージや、少女漫画についてなど、現在のそれとは大きく違い、読んでいて、へぇ~と思わされ、また、いろいろと学びがあります。

漫画が描きたかったので、商業高校に入り、就職しないことを宣言していたあたりや、編集者とのやりとりなどを読んでいて、とても力強い人なんだなぁと感じます。

チャレンジしてみる

2月15日(土)の回が特に印象的でした。

これまで書かれていた漫画のスタイルを飛び出して、キャラ設定を濃くするなどした結果、どんどん少女漫画から脱線し、まわりの反応が面白くなってきて、「何かが壊れて目の前がパアアと広が」り、無敵で恥知らずの少女漫画家になってしまったとありました。

序盤の東京に出てくるまでのあたりもそうですし、いろいろとチャレンジしてみたくなる性格なのだとお見受けいたしました。

ゲームチェンジャーになられる方って、こういう要素をお持ちなのだと思います。

かっこいいなと思う訳です。

遊び

税務の月刊誌で連載を書かせていただいているのですが、書けば書くほどに、守りに入っていくような気がしています。

どうせ書くなら、多くの方に読んでいただけるようなものにしたいですし、それで周りの反応があると楽しいと感じます。

ただ、間違いを書いてしまわないか、思い違いや勘違いに気づかないままに書いてしまわないかという懸念がぬぐえず、回を重ねるごとに守りに入ってしまうわけです。

条文を引用して、国税庁などの公的機関の文章をそのまま書き、解説書の説明などを足せば、文章としては書けてしまいます。

これが一番の守りのスタイルなのですが、自分が読み手だったとしたら、お金を出してまで読みたいものではないんですよね。
(調べ物をするためのツールとしてであれば、まとまっているので便利そうではありますが)

そして、他誌も含めて、他の執筆者の方の文章を読んでみると、みなさん、いろいろと工夫をされているわけです。

とりわけ、遊びがある文章は読んでいて面白いなと思います。

私が書かせていただいている月刊誌の出版社さまは、この点について寛容で、自由に書かせてくださるので、それに存分にのっかって(チャンスを活かして)、遊びをもって書けばいいのだろうと思ったのです。

仕事は遊びとは違いますが、遊びがないと、いい仕事にならないと思っています。

でも、そのバランスが難しい。

でも、チャレンジが大切。

うーむ。

日々精進。


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【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)


 

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