重版出来
2024年7月10日に税務経理協会様から出版いたしました
「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」
が重版されることとなりました。
大変嬉しく思います。
事前に状況は知らされていたが
売れ行きは、出版社の方から何かの連絡ついでに教えていただいており、ちゃんと動いているとお知らせいただいておりました。
(私が小心者なので、不安を吐露したことに対する励ましの意味もあったのだと思います。)
重版にあたっては、「てにをは」などのページがずれるような修正でなければ修正可能らしく、事前に本を頭から読み直すことが必要となるので、それの頭出しという意味もあったように思います。
(実際に読み直しをしたのですが、合計で7時間くらいかかったと思います。スタバで、マーカー片手に真剣に本を読んでいた(誤字脱字を探すために目を皿にしていたため)ので、ちょっと変わった人に見えていたのではないかと思います。)
順調に動いているという情報をいただいていたものの、事務所の所在地が草加(都心ではない)ということもあり、近所の本屋さんに行ったところで、本が置かれているわけもなく、売れ行きを肌感覚で感じるのは難しいなぁ、と感じていたのが実際のところです。
発売から数週間は売れ行き好調(Amazonなどのウェブショップで売り切れになっていました)だったのですが、その後、だんだんと低空飛行になっていったので、
なるほど。やはり、本が売れ続けるということは難しいんだな。
なんて、考えていたりしました。
(ただ、思いっきし低空飛行になるわけでもなく、そこそこのランキングを、いつもふよふよしていました。)
突如売り切れだした
まぁ、でも、いい経験だし、今後の何かに役に立つだろう
ということで、定期的にウェブストアのランキングや在庫の状況(在庫あり・なし、あと〇冊など)をウォッチするようにしていました。
土日になると急にランキングがあがったりするので、おもしろかったですね。
状況が変わってきたのが、お盆の夏休み明けからです。
ちょうど税務調査が本格的に始まり出す時期だからでしょうか。
売れ行きが、ウェブストアの情報だけでも、よくなってきていることがわかりました。
在庫あり→在庫僅少(あと〇冊あります)→お取り寄せ
のステータスのサイクルが目に見えて早くなりました。
ポジティブなポストをして下さった方がいらっしゃったことや、アマゾンランキングのジャンルがなぜか増えたことが影響しているのではないかと推測しています。
(はじめは「思想・社会の法律」だけだったのですが、ある時から「実践経営・リーダシップ」「その他のビジネス・経済関連書籍」にもカテゴライズされました。)
はっきりとした理由がわからないので、再現性がないのですが、当時見えていた光景として、書き残しておきたいと思い、書いてみました。
でもやっぱり怖いですね
嬉しい反面、たくさんの在庫になってしまったらどうしよう、ですとか、また、いろいろと考えだしてしまいました。
あぁ、やっぱり怖い。書籍の執筆って。
とある方が紹介されていた「本を出したい」(佐藤友美著。CCCメディアハウス。)という本を今後の参考に読んでみたのですが、
「本に書いたことはブーメラン」
とありました。
本当にそう思います。
ずっとついて回る感じを受けています。
そのほか、本を出版することの意義についても書かれていました。
商業出版ですので、たくさん売れて欲しいと思う反面、著者として本を出版することを改めて考えてみることで気づくことができる、もっと大切にした方が良いことが書かれていて、はっとさせられました。
書籍の出版を通じて、いろいろなことを学び、体験できているように思います。
感謝申し上げます。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)