どこも人手不足
ここ数年ずっとなような気がしますが、至る所で人手不足と言われているような気がしています。
人口が急激に減ったわけでもないですし、労働人口も定年退職はあれど、そこまで劇的に減少するのかなという疑問もあります。
アルムナイ
その解決策の一つとして、アルムナイがあるようです。
アルムナイとは英語で卒業生を意味する言葉です。
卒業生(転職してしまった人など)向けに、セミナーなどのイベントを通じた、古巣との交流を持ってもらうことで、再度、働いてもらうきっかけをつくることがその狙いの一つのようです。
最近読んだ新聞記事によると、転職組以外にも、出産などを機に辞めてしまった人達を呼び戻す効果もあるようです。
大手が吸い上げていく?
私がいた古巣達もアルムナイを立ち上げて運営されています。
アルムナイを通じた職業の斡旋(この表現で合っていますかね?こんな職種を求めている企業がありますよ~というアナウンスです。)もあります。
一つ気になっているのが、パイの奪い合いのように見える点です。
先に書いた転職組を呼び戻す場合は、社会全体で見たら、労働人口に変化はないわけですよね。
そして、アルムナイを立ち上げる資金的・人的余力があるのは大手ですので、中小企業からすると、
やめてくれ~、、、
なんて思ってはしないかと思ったりもするわけです。
先に書いた通り、眠っていた労働人材を呼び起こすという意味においては、良いことなのだとは思います。
きっと、これからいろいろなアルムナイが組成・運営されていくなかで、より良い姿になっていくのだと思います。
日々精進。