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【お仕事のはなし】新しい案件が来ると意識がそっちに向いてしまう

お仕事のはなし

新しい案件のお話

個人事務所の本格稼働から、一年半が過ぎまして、新しい案件のお話をいただける機会がだんだんと増えてきました。

大変喜ばしいことであり、感謝しかないのですが、どうしても、新しい案件のほうに意識が行ってしまいがちで、ちょっと気を付けねばならないと感じています。

本当に大切にすべきは既存のお客さま

新しい案件って、新鮮なんですよね。

まして、聞いたことがなかったり、あまり経験がない分野だと、めちゃくちゃテンションがあがります。

でも、対応するのは、村上という人物一人なわけで、村上一人が持ち合わせているパッションの総量は一定で、新規の案件が来たからといって、その総量が自然と増えるわけでもなさそうに思っています。

なので、

「既存のお客様に向いていたパッションが、少し薄まってしまいやしないかい?」

と気になってしまう訳です。

1件、2件くらい増えたくらいでは、そこまで薄まりはないのだと思うのですが、もう少し増えてくると、自分でもその薄まりを感じてしまう訳です。

でも、本来、大切にすべきは既存のお客様だと思う訳ですね。

信頼して、頼りにしてくださっているのに、こちらの勝手な都合で、パッション減少なんて、あってはならないと思っているわけです。

一人でやっているのでうまく分散せねば

プロフェッショナルファームにいると、いろいろなパートナーとご一緒するわけですが、初めのうちは、パートナーもノリノリだったのに、だんだんとパッションが薄くなり、終いには、レスポンスがほぼなくなるなんてことをたくさん経験しました。

なんでなんだろうと当時思っていたのですが、こういうことだったんですかね。

案件が増えて、向けることができるパッションがだんだんと薄まっていってしまったと。

専門家集団でやっていると、一人ではないので、お互いにカバーし合えば良いのだとは思うのですが、一人だと、カバーを期待することはできないので、パッションをうまく分散するなどして、うまくコントロールをしなければいけないんだろうなと思っています。

パッション、パッション、言っていて、なんか暑苦しい感じになっていますが、歳を重ねるごとに、このパッションの大切さが身に染みてきております。

パッション!!

日々精進。


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