税理士会主催のイベント
コロナが落ち着いてから、税理士会主催のイベントが活発になってきました。
東京会にいたときは、麹町支部だったので、本当にただ単に所属しているだけでしたし、川口支部に来たときはコロナ禍だったので、イベントらしいイベントはなく、もともとはこんなに活発だったんだなと少しびっくりしています。
イベントの告知が来て、経験がないことなど、少しでも興味が湧く内容であれば、とりあえず出席してみることにしています。
日本政策金融公庫
今回出席したイベントが日本政策金融公庫の方との勉強会&懇親会でした。
お恥ずかしい話なのですが、正直なところ、日本政策金融公庫なる組織体が、どういった組織体なのか存じませんでした。
なので、事前にネットでいろいろと調べてから、イベントに参加しました。
公務員っぽかった
国が100%出資している会社だからでしょうか。
話し方や資料の作り方などが、公務員のお作法にとても似ていました。
組織名がばりばり公的機関っぽいので、そういった感じの対応が求められるからでしょうか。
それとも、人事交流などがあるんですかね。
一番初めの職業が公務員だったので、見ていてなんだか少し懐かしい感じがしました。
自分で説明できるか
懇親会では、テーブルごとに公庫の職員さんが配席されていましたので、いろいろとお話をお聞きすることができました。
全国どこにでも転勤の可能性がある(一応は関西と関東とで分かれているとおっしゃっていたようなそうでもないような、記憶があいまい。)ですとか、民間の銀行がフォローできていない分野(新規開業など)をフォローしているですとか、お聞きしていて楽しかったのですが、やっぱり聞いてみて一番楽しかったのは融資に関する話です。
SNSなどで、融資コンサルタントなる方をお見受けすることがあるのですが、こういった方が同席されることをあまりよく思わないこともあるようです。
融資した金額の一定額が彼らのフィーになると考えると、本来の融資の目的とは違いますからね。
あと、問題なのが、事業者自らが事業の内容や計画を説明できないことがあることだそうです。
本当にこの人が借りるのかな?(過去に何かしらのことがあり、借り入れが出来ない人がバックにいないか)であったり、自分の事業のことを説明できない人が本当にちゃんと事業をできるのだろうか?という疑問を感じたりするそうです。
そりゃそうですよね。
本気で商売やる気ありまっか?と聞きたくなりますよね。
いろいろとお話を聞いていて、公庫の方もいろいろと大変そうだなぁと思いつつ、いろいろと勉強になったので、出席して良かったです。
ただ、勉強会セッションで多くのパワーを消費したからか、イベントが終わった頃にはくたくたになっていましたので、(二次会があったのかどうかは知りませんが)一次会でそそくさと退散いたしました。
やっぱり、SNSで得られる情報よりも、こういった生きた情報の方が聞いていて楽しいですし、役に立ちそうですね。
日々精進。