とあるビジネス雑誌
とあるビジネス雑誌で話し方特集がされていました。
最近、「あたまのいい人の〇〇」といった表題の本だったり企画だったりが増えてきたような気がしますが、この特集も同じようなもので、NGなパターンとベターなパターンが解説されていました。
買わないでおこうと決めました
この手の企画ですが、以前にも同じような内容の企画をしていたりして、買って読んでみたら、前回とほぼ似通った内容だったりするなど、結構がっかりしがちですので、今回はちゃんと、買う前に中身をパラパラと流し読みしてみました。
興味のあるインタビューなんかもあり、読んでみたいなと率直に思ったのですが、ぱっと見でしかありませんが、NGなパターンとして書かれていた事例が、以前はこれが正しい話し方だみたいに特集されていたものだったので、ちょっと疑問に感じまして、買わないでおこうと決めました。
- 話す時は起承転結で簡潔に話すべき
- 最初に話すことを示す(全体像を示す)
といったことが以前言われていたように記憶しているのですが、現在は、それはNGなやり方とのことです。
感情を込めて、ストーリーテラーのように話すと良いといったことが書かれていました。
もちろん、時代の移り変わりとともに、正しいとされることも移り変わっていくのだとは思いますが、なんかちょっと許せなかったんですよね。
ファッションの流行り(今年の流行カラーはこれ!!みたいなやつのことです。誰が決めているんですかね。色を。)と同じで、踊らされている感じがしたということなのだと思います。
結局は柔軟に変化し続ける人なのではないかと
話し方にしても、文章の書き方にしても、ビジネスマナーにしても、絶対唯一の解があるとは考えずに、常に、コミュニケーションの相手のことを考えつつ、いろいろと工夫を重ねていくことが大切なのではないかと思っています。
そうすることで、時代の移り代わりとともに、自然とテクニックの部分も変わっていくはずですので。
つまるところ、自分の頭で考えましょう、ということなのだと思いますが、こういった雑誌って、書き方がうまいので、つい、ちゃちゃっと情報を得たい(手抜きをしたい)という誘惑に負けて、手にしてしまいます。
気を付けないといけないですね。
日々精進。