草加市役所からの案内
定期的に草加市役所から市内の情報が書かれた新聞のような情報誌が来ます。
事務所を草加市に構えているので、事務所宛に送られて来るのですが、暇なときに読んでみると、結構良い情報が書かれていたりするので、重宝しています。
(世の中には情報が溢れすぎていて、地域に密着した情報を提供してくれるのはありがたいですね。)
最近、この情報誌を通じて、電子図書館なるものを知りました。
図書館ってすごいですよね
草加市の図書館は、会計士試験にチャレンジしている時に、静かな場所で、ゆっくりと勉強ができる場所を、住んでいる場所の近くにないかなと探していたときに、何回か利用したことがあるくらいでした。
その後は、子供が出来てから、別のイベントの用事のついでで、一度、子供を連れて少し歩き回ったくらいで、完全に施設の存在が頭の中から消え去っていました。
電子図書館なるサービスを利用するためには利用登録が必要らしく、さっそく利用をしてみようとしたのですが、もはや、いつ登録したのかすら覚えていない登録カードを使ってシステムにログインをしようとしてもエラーメッセージが出てしまいました。
どうしたものかと思い、図書館に電話して確認してみたところ、有効期限が切れてしまっていて、データが消去されてしまっているとのこと。
運転免許証などの身分証明書を持って、登録に来て欲しいとのことでしたので、先日、図書館に行って登録をしてきました。
思っていたよりも読める本が多い
電車で一駅の場所にあるので、そこまで遠くはないのですが、せっかく来たので、すぐに帰ってしまうのももったいないように思い、どういった書籍が所蔵されているのかを確認すべく、図書館にある棚をすべてチェックしてみました。
(すべての棚を、くまなく眺める人なんてそうそうないのか、司書さんが少し警戒しているのが感じ取れました。)
図書館というと、小難しい本だったり、〇〇の歴史といった誰が読むんだろう?という本ばかりしかないようなイメージだったのですが、思っていた以上に、いろいろなジャンルがそろえられていました。
週刊ダイヤモンドといったビジネス誌もありましたし、多読用の英語の雑誌もありました。
びっくりどころで言うと、ジュリスト(法律家の専門誌。草加市在住の弁護士さんのオーダーか?)もありました。
これらは、借りることはできないので、その場で読む必要があるのですが、草加市と言う地域柄、そこまでこれらの雑誌を読む方は多くないであろうという根拠のない予測をもとに、今後は、定期的にここに来て読んでみようと思います。
(職業柄、書籍代がかなり嵩んでおりまして。。しかも、雑誌類は、読みたい記事しか読まないので、場合によっては、ほぼ読まないでポイみたいなこともあるわけです。)
電子図書館も便利そう
ということで、無事に登録も済んだので、さっそく電子図書館を利用してみました。
著作権に関する法律などあまり詳しくないのですが、こういった法律の関係からか、電子書籍にも関わらず、返却期限などが付されていました。
(ある程度ルールがないと、運用がめちゃくちゃになってしまうように思いますので、確かにルールはあった方がいいですね。)
電子で読めると言っても、公的な団体などが発刊したものなど、かなり限られるのかなと思いきや、そうではありませんでした。
おそらくメジャーどころではないと思われるのですが、新刊図書や小説などもありました。
返す手間も実際に本を借りるのとは違い、返却ボタンをぽちっと押すだけですので、かなり便利です。
変な節税するよりもこっちの方が良いのでは?
こういったサービス(まったく儲からないサービス)は、公共団体だからできるわけであって、その財源は、税金なわけです。
なので、こういったサービスをちゃんと利用することって、経済的効果としては節税と同じなのではなかろうか、と思う訳です。
しかも、変な節税のように、誰かになぞの専門家報酬を払うことも、一定期間お金を塩漬けにする必要もありません。
今回は、図書館のことを書いていますが、それ以外にも、公民館やその他の施設の利用であったり、補助金の活用なども、同じ事なのではないかと思っています。
ホリエモン氏の本がおもしろい
電子書籍ではなく、実際の書籍で、ホリエモン氏が刑務所にいた頃に書いた本を借りました。
「刑務所ってどんなところなのだろう?」
という興味もありますが、刑務所という、すごく限られたことしかすることが認められていない環境で、どのようなことを考え、どのような行動をしていたのかを知りたかったということです。
一度、あれだけ叩かれた後に、見事に有名人に返り咲いた方ですので、刑務所内であっても、情報収集のための努力や、環境に適応しようとする様が、
「やはり、普通の人とは違うなぁ~。」
と感じています。
コラムとして、その当時の新聞記事やテレビなどに対するホリエモン氏のコメントが書かれているのですが、これが意外におもしろいです。
「ももクロが流行りそう。」
というコメントなど、
「おぉ、当たってますよ。」
といったことが書かれていたりして、執筆当時からだいぶ時間が経っていますので、勝手に答え合わせができるので面白いということです。
また、普段何気なく読んでいる新聞の情報を、元上場企業の経営者の視点から見た場合に、どのように感じるのか(見えるのか)が書かれており、これもとても参考になります。
職業柄、ついつい、税金や会計の情報ばかり仕入れてしまいますが、もっと、幅広に情報収集をした方が良いなと、そして、刑務所にいながらも、あれだけ、努力をしておられたので、自分も、自由気ままな日々を送っている場合ではないなと感じた次第です。
(別に、ホリエモン氏推しといったことではないのですが、学ぶべきところは素直に取り入れる主義です。)
日々精進。