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【独立開業】雑誌って全体で方向性を統一するわけじゃないんですね

雑多な話

PRESIDENT

2023.6.16号のプレジデントが「毎日が楽しくなる時間術」(10割捨てる!新しい「生き方」大全)といった内容でした。

時間術の本はもうお腹いっぱいといった感じなのですが、中をパラパラと読んでみて、興味がある記事がいくつかあったので、購入して読んでみました。

効率化しても幸せになれない

最近、よく目にするようになりましたが、効率化はもういんじゃないか、脱成長といった内容の記事です。

確かに、いくら効率化しても、その効率化した時間を侵食してくる人は必ずいますし、暇を持て余したら持て余したで、ぼーっとしてないで何かをしなければと考えてしまい、どこまで効率化しても終わりがなく、正直、ちょっと疲れてしまっています。

なので、コスパやタイパが悪くてもいいじゃないか、成長をしなくてもいいじゃないかという論調を見ると、少しほっとするわけです。

そういった考えが浸透してきたのか、この号の前半は、こういった内容の記事でした。

後半は効率化の話

ところが、どっこい。

前半の論調はどこへやら。

どうやったら効率的な仕事ができるか?といった内容の記事が後半から始まりました。

内容は、これまで言われていたことを、別の確度から言っていたりしているだけのようでしたので、特に目新しいものがあったわけでもないように感じました。

全ての読者にとってそうではないと思いますので、そういった記事を持ってくるのは別にかまわないのですが、雑誌って、その中にある記事の方向性を統一しているのだと思っていたのですが、ばらばらでもいいんですね。

そこにびっくりしたわけです。

執筆者がそれぞれ違うので、考え方も多種多様で、統一することは難しいのだとは思いますが、読んでいて、どこか気持ち悪さを感じてしまいました。
(えっ、、、どっち推しなの?といった感じですね。)

折り畳み&持ち運び可能なホームサウナ

そして、極めつけが、とある記事の最後にそっと置かれていた、折りたたみ&持ち運び可能なホームサウナの記事です。

「デキる男はサウナで “と・と・の・う”」

とのことで、自宅でテレビや読書、スマホを見ながらサウナが楽しめるそうです。

あれだけ前半で、コスパ・タイパに惑わされるなといったことを言っておきながらの、まさかのタイパです。

サウナって、あの特殊な部屋で、黙々と一人で考え事をしながら熱さに耐えて、その後のシャワーや水風呂で、体を冷やして、頭がしゃっきりするのが良くて、流行っているのだと思っていたのですが、自宅でやる必要ありますかね?

しかも、タイパを意識して、テレビや読書やスマホを見ながらです。。

別にこの商品に対して、何か思うところは一切ないのですが、

「この内容の雑誌の広告として置くものなのでしょうか?」

と思い、ちょっと吹き出してしまいました。

さすがに、そこは、統一しようぜ。

日々精進。


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