ゾン100を大人買い
年明け早々、少しばたばたしていたのですが、仕事がひと段落したので、息抜きがてら、漫画を一気読みすることにしました。
最近、気になっていたのがゾン100という漫画でして、アニメで途中まで見ていたので、その途中から最新巻までを大人買いしました。
リスクヘッジお姉さんが教えてくれました
リスクヘッジお姉さんというキャラがおりまして、賢い方なのですが、元外資系金融マンという設定だったんですね。
漫画の方が、アニメよりも情報が精緻な気がします。
で、そのお姉さんが教えてくれたのが、「認知的焦点化理論」です。
運というものを科学的に証明をしようとした研究らしく、自分のこと、現時点のことしか考えられない人は運がなく(ないと感じ)、他の人まで、将来のことまで考えられる人は運が良いと感じるといった研究結果のようです。
こんな研究があるなんて知りませんでした。
漫画って、思いもよらぬ収穫があるので、ありがたいです。
友達と市民プールで遊びたかった
悪役として、同じ人間であるにもかかわらず、幸せに暮らしている人達を不幸にしようとする集団がおりまして、彼らはそれぞれ、暗い過去を持っているんですよね。
若かりしときに誰でも経験するようなことだと思うのですが、それにうまく対処しきれずで、結果として、社会から跳ねのけられてしまったようです。
で、その集団のボスが最後に言う言葉が
「友達と市民プールで遊びたかった」
です。
悪さをしている集団のボスが望んでいたことが、これです。
別に私、暗い過去を持っていませんが、なんだかよくわかる気がしました。
子供の頃、特に小学生の頃に経験した、損得抜きで友達と戯れた時間って、大人になってしまって、そういった時間を持てなくなってから、その尊さに気づくように思うわけです。
そのほかの方の闇も、あーわかる、こういった人いるなぁ、自分も同じ事考えたことある、といったことばかりでした。
推しの子もそうですが、最近の漫画は、人間の黒い部分を描写するのが流行っているんですかね。
確かに惹きつけられますし、いろいろと考えさせられますが、子供が読むことを考えると、彼らが、どのようにこういった描写をとらえているのかが気になっています。
世の中に過剰にがっかりしてしまってはいないかと心配になるというわけです。
実際の世の中は、ここまで暗くないですし、人って、思っている以上に他人に無関心だと思うんですよね。自分も含め。
まぁ、でも、この漫画のコンセプトのとおり、自由に生きたらいいのではないかと思っています。
(もちろん、道徳は守りましょう。)
挿入歌を歌っているKANA-BOONさんもこうおっしゃっていますし。
「遊び疲れるまで生きてみようぜ」
「君の人生はファストフードじゃないぜ」
日々精進。