英語の勉強をずっとしています
国税在籍時から仕事を通じて、英語の重要性は感じていたのですが、当時は会計士試験にチャレンジしていたということもあり、英語の勉強はまったくしていませんでした。
監査法人に転職すると、国際部を志望している同期がTOEIC800点以上を取るように上司から言われたと言っていたり、先輩が海外に駐在したり、国内の上場企業の会計監査でも在外子会社があって英語対応が必要になったりと、いろいろな場面で英語の重要性を認識することができましたので、この頃から少しずつ勉強を始めました。
その後も、いろいろな変遷を経て、現在に至るのですが、本日、CASECという、TOEICの短縮版のようなオンライン試験を受験したところ、TOEICの参考スコアが800点に到達していました。
勉強したての頃は、
「800点ってすごく英語ができる人なんだろうだなぁ。」
という印象だったのですが、いざ、そこに近づいてみると、
「案外そうでもないなぁ。」
ということが実感できましたので、少し書いてみようと思います。
ちなみに、過去の受験の日付とスコアは下記のとおりです。
(2014年~2017年の間は子供が生まれたばかりで、英語の勉強どころではなかったので、勉強していませんでした。2017年9月から勉強を再開したのですが、その後しばらくは、英語の勉強に対する認識が甘かったので、CASECは受験していません。)
現在はこんな状況です
CASECのスコアレポートに書いてあるのですが、私の英語力は、英検でいうと2級相当のレベルだそうです。
英検2級と言うと、高校生が受験するレベルの印象を個人的に持っており、あまり難しい印象がありません。
試しに準一級の単語問題や長文読解にチャレンジしたことがあるのですが、自分の得意とするジャンルの問いは正解できるものの、ピラミッドの話など、仕事で使わない内容であったり、ちょっと難しい表現が出てくると、単語問題すら正解できませんでした。
TOEICの点数を目指さない方が良いという情報を信じて、会話に重点を置いてきたのですが、ネイティブが普通の会話で話すスピードであれば、なんとか聞き取れますが、議論がヒートアップしてまくし立てるように話されると、だいたい7~8割くらいしか聞き取れなくなります。
話す方はというと、意思疎通は可能ですが、文法的にはそこまで正確ではないのではないかと思っています。
(少し日本語が流暢な外国人の方が、「てにをは」を間違ったり、単語の意味としてはあっているが、その文脈では使わないよ、みたいな間違いをするかと思いますが、おそらくそのレベルくらいだと思います。)
ちなみに、スーファミのゲームの「ぷよぷよ」のルールを、英語で即興で説明はできました。
(テトリスとほぼ同じという説明は使用不可とします。「お邪魔ぷよ」をなんと表現するかに少し悩みます。ネイティブはゴミと言っていました。)
TOEIC800点といっても、この程度のレベルで到達できるんだなと言うのが正直な印象です。
日常会話の方がずっと難しい
英語を勉強していて感じているのですが、ビジネス英語よりも、日常会話の方がずっと難しく感じています。
ビジネス英語は、みんな丁寧な言葉遣いで話してくれますし、使われている表現もある程度限られている印象です。
反面、日常会話になると、端折られたり、こちらがある程度聞き取れるとわかると、容赦なく、マシンガンのように話す方もいらっしゃいます。
もちろん語彙の制限なんてものはありません。
「フレンズ」を字幕なしで見ると泣きたくなる
どれだけ上達したかを測るために、「フレンズ」を見てみたりもしました。
もちろん字幕なしで。
(フィービー)
前後の会話と関係なく、突拍子もないことを言い出すので何を言っているかが、かなりの頻度で理解できません。(聞き取れても、えっ?となります)
(チャンドラー)
ふざけている時は、ほぼ理解できません。
遠回しにいじったりするので。
(モニカ)
舌がよく絡まないなと思わされるほどに、早口でまくし立てるように話すことが多い印象です。
真面目な性格の設定なので、何を話しているかはわかりやすいですが、一言一句聞き取れるかというと、それはできません。
(「絶対、そんな風に言っていないでしょ」という字幕が多数あり。字幕通りに会話しているわけではないからか?)
ニュースの英語とかは結構いけるのに、なぜに「フレンズ」になるとこうも理解できないのだと泣きたくなります。
なので、日常会話のほうがずっと難しいのではないかと思っています。
ちなみに「おさるのジョージ」は字幕なしでもばっちりです。
なぜ英語の勉強を始めたのかを忘れないようにしたい
もともと、英語で税務や会計に関するコミュニケーションができると、仕事の幅が広がるし、楽しいなと思って勉強しているのですが、いろいろと思うところもあって、あまり興味のない、TOEICの点数も一応は意識するようにしています。
点数を伸ばすためには、少し難しめの言葉遣いなどを知っている必要があるのですが、知っていることで表現が豊かになりますし、ネイティブに与える印象もだいぶ変わると思うのですが、じゃあ、仕事でそれが活きるかと言うと、そうではないと思っています。
日本語でもそうですが、難しいことを、簡単な言葉で、簡単に説明できることが、コミュニケーションにおいては重要で、専門用語や難解な用語を駆使して説明できたとしても、自己満足なだけのように感じています。
(実際に、仕事で英語を使った際は、ネイティブの方ほど、簡単な表現で話される印象です。)
なので、英語も同様に、税務や会計という、とっつきにくいものを、いかに簡単に説明をするかに本当は注力したいのですが、TOEICで満点をとれるような人が、簡単に説明をしているのと、TOEIC800点くらいの人が、簡単に説明をしようとしているのでは、同じ説明であっても、与える印象が違うように思い、まずはTOEICの点数も一応は意識をしておこうという状況です。
翻訳家や通訳を目指されている方のBLOGを拝見すると、英検1級やTOEIC満点はスタートラインといった説明もされています。
まずは、そのスタートラインに立てるように、コツコツと勉強を進めていきたいと思います。
(翻訳家や通訳を目指しているわけではありません。)
日々精進。
【英語】CASECスコアが下がっていました
【英語】あと少しでTOEIC900点