英語学習
英語力向上のために、毎朝英会話のレッスンを受講しています。
最近、あらたしいプログラムが公表されたので、さっそく試しているのですが、その内容が、「ビジネスと環境問題」という壮大なものです。
■ESG
具体的に何について学んでいるかというと、ESGについて、学んでいます。
ESGって聞いたことはありますが、何の略語なのかわかりませんし、環境に関することであることはぼんやりとは理解しているのですが、具体的に説明せよと言われてしまうと窮します。
テキストによると、
「Environmental, Social, Governance」
の頭字語とのことでした。
これまで、機関投資家は利益のパフォーマンスに応じて投資先を決定していましたが、投資先候補の会社が、どのようにして、環境、社会、ガバナンスの観点から取り組んでいるかで評価して、投資先を決定しようという動きのようです。
(「ESG投資」というそうです。)
ESGに取り組んでいる企業のほうが、長期的な視点で見たときの利益のパフォーマンスも良いという検証結果もあるそうです。
ESG投資については、PRI(The Principles for Responsible Investment)という考え?原則?が公表され、これに機関投資家達が署名していることで、より一層活発になってきているとのことでした。
日本ですと、GPIF(日本の年金の積立金を運用している法人)もESG投資をしているようですね。
(へぇ~。という感じです。ちゃんと世の中の動きを勉強しておかないと駄目ですね。なぜか、日本語ではなく、英語で世の中を学ぶという。日本語での勉強をさぼりすぎですかね。)
CSR
もう一つ、よく目にするものの、具体的に何なのかはっきりとわからない言葉があります。
それが、CSRです。
こちらは、
「Corporate Social Responsibility」
の頭字語とのことでした。
CSRというと、植林活動をしたり、ボランティアワークをしたり、清掃活動をしたりする活動とのことを意味するそうです。
デロイトがこの活動をしていたのを思い出しました。
デロイト トーマツ グループのCSR トップ|デロイト トーマツ グループ|Deloitte
「あなた(の会社)は、CSR活動に従事していますか?」
という問いかけがありまして、
「一人税理士事務所なので、従事していない。」
と答えたところ、
「税金の無料相談であっても、CSR活動の一つと考えることができるのではないか?」
というサジェスチョンをインストラクターの方からいただきました。
税金の無料相談を
「CSR活動です。」
と言ってみるとなんかかっこいいですね。
ESGとCSRの違いを説明できる人はどれくらいいるのか
これまたテキストの問いかけなのですが、
「ESGとCSRの違いを説明できますか?」
というものがありました。
当然、できませんでした。
テキストの説明をざっくりと説明すると、
「ESGがその貢献度合いや活動を測ることができる」
のに対して、
「CSRは測ることができない」
という違いがあるのだそうです。
格付け
これまた知らなかったのですが、ESG risk ratingなるものがあるそうです。
少し調べてみたところ、決まった評価方法が確立されているわけではないようで、デロイトがそのコンサルを提供したりしていました。
テキストで、
「あなたが所属している業界の会社名を2~3挙げて、その会社のESG risk ratingを調べてみましょう。」
というお題目がありました。
DTT,EY,KPMG,PWCを挙げたのですが、当然、格付けがあるわけもなく、レッスン中に、さてはて、どうしましょうか、、となってしまいました。
ちなみに豊田自動車はありました。
https://www.sustainalytics.com/esg-rating/toyota-motor-corp/1008197922
こういった活動をしている会社は上場企業の中でもトップクラスに限られているように思っていたので、あまり興味を持てていなかったのですが、こうやって、何らかのきっかけで、少し調べてみるのもいいですね。
少し興味を持つことが出来ました。
日々精進。