税理士会支部の主催です
去年とは相変わって、税理士会の支部主催のイベントが盛んです。
興味が湧く内容の場合は、とりあえず参加してみるようにしています。
そして、今回参加したのが、他士業交流会です。
弁護士さん、社労士さん、司法書士さん、行政書士さん達が参加されていました。
弁護士はイメージがあるのですが
法律事務所に数年間いたので、弁護士さんのお仕事のイメージはざっくりともっています。
ただし、私が知っている事務所はコーポレート系の案件ばかりだったので、一般民事(表現あっていますかね?)をメインにされている法律事務所さんとはだいぶ違うようです。
そういった意味では相続の話など、聞いていていろいろと勉強になります。
ところが、他士業の方については、具体的には、社労士さんというと給与計算、司法書士さんというと登記、行政書士さんというと許認可関係(カバチタレで途中で独立した先輩の事務所のイメージ)といったくらいの、非常にざっくりとしたイメージしか持っていませんでした。
税理士が税金の計算をしている人というイメージしか持たれていないのと同じことですね。
(反省。)
具体的な話を聞くとやはり良い
社労士さんのお話を聞いてみたところ、給与計算以外にも、ハラスメント系の対応(実際に起きた時のみならず、起こさないようにするための勉強会も)、規程類の改訂のアドバイス、補助金関係のサポートなどをされているそうです。
働くことに関するさまざまなことを幅広に専門にされているということが、少しだけですが、わかりました。
行政書士さんは、後見人関連の業務もあるようです。
ゴミ屋敷の対応や、痴呆が始まっている方の対応など、本当にいろいろなエピソードをお持ちでした。
正直に言うと、まったくイメージがなかったのですが、公正証書の作成に関する業務って、行政書士さんも対応できるんですね。
公証人とWeb会議で公正証書を作成した話を、同じテーブルにいらっしゃった弁護士さんと話されていて、知りました。
Web会議で作成できることで、何が便利になったかというと、ご高齢でお身体が不自由だったりして、公証人役場に出向くことが難しい方のご対応をされる際に役に立つようです。
いろいろと話を聞いていて、地域柄もあるのだとは思いますが、本当に高齢化社会なんだなと痛感しました。
若いうちだから、気軽に飛び込める
この手の集まりというと、お仕事くださいという目的で出席されている方もいらっしゃるかと思いますが、村上の場合は、完全に興味からです。
たとえば、弁護士さんから相続税が、、、なんて相談を頂いても、相続税を適切にご案内できないですし(実務の経験がありません。机上では税大で勉強したくらいです。)、新規で法人を設立された方が、丸投げでの記帳業務をご希望されています、、なんて相談を頂いても、ごめんなさい、、、となってしまい、お互い不幸になってしまうからです。
ということもあるのですが、そもそも、私の事務所のエリアにいる士業の方って、すでに提携先を持っていたりするんですよね。
なので、いまさら、村上の出る幕もないわけです。
でも、せっかく開業したし、何をやるかの意思決定は自分でできるわけですので、一度はいろいろと経験してみたいと思っています。
歳を重ねてからですと、ちょっと格好がつかないな、、なんて考えだしたりして出席しにくそうですし、他の出席者の方から変に気を使われても困りますし。
現状は、私が明らかに他の方よりも若いので(若輩者と言う意味です。)、同じように若い方からは相手にされないですし(おそらく、頼りになりそうな方を探しに来ているので、私ではその目的を果たせない。)、年上の方からは、「若いのは仕事クレクレだから用なしよ。」といった雰囲気をぷんぷん感じることもあります。
(純粋に興味があって話しかけているだけなのですが、、)
でも、こういった体験をたくさんしておくと、後々、どこかで役に立つような気がするんですよね。
事務所の看板ってこういうことを言うのかを実感出来たり、人となりを見極める訓練になったりです。
内に籠ると良くない
とある税理士さんが教えてくださったのですが、こういった会合に出てこずに、自分のクライアントとだけ接していると、先生、先生と言われるばかりなので、何か勘違いしてしまう人がいらっしゃるらしいのです。
なので、そのような人にはなりたくないという思いもあります。
ただ、毎年同じような内容のイベントを開催しているのだと思われ、そうすると、一回出れば、もういっかなぁ~なんて思っています。
何よりも、会合の前のストレス(身体がだる~くなります。心が拒否しているのだと思います。)が凄いですし、会合が終わった後の疲れ方も尋常ではないので。
クライアントと会議などで話すのは大丈夫なんですが、何が違うのでしょうか。
日々精進。