丁寧に説明をするようにしている
税務会計という、かなりとっつきにくいことを生業としている都合、お客様に制度や村上の判断過程をご説明を差し上げる機会が多くあります。
お客様の状況に応じて、専門用語を使うか否かなどの対応の仕方を変えているのですが、総じて、丁寧に説明をするようにしています。
時に、論点として、このタイミングしか関係しない、説明をしてもきれいに伝わりきるか不安に感じるようなものもあるのですが、説明を省かないようにしています。
ちなみに、お客様も同じ業界にいるプロの人だと認識したときは、専門用語をバリバリ遣い、基本的な説明はごそっと省きます。
そこは厳しめに行く所存です。
ここを省く人が多い様子
なので、いろいろと説明をするようにしているのですが、聞こえてくる声が、別の方の時は、全く説明がなかった、流れだけを説明されて、聞きたいことが聞けなかったという声です。
私が、その場に居合わせたわけではないので、想像に過ぎませんが、説明しても、どうせわからんだろうと思っての対応、もしくは、説明するのは大変(手間がかかる、説明する側からすると同じことを説明する機会が度々あるなど。)ということなのかなと思っています。
よってもって、村上がやたらと説明をしてくることに驚かれるわけです。
(理解はいいから、とりあえずやってくださいと言われても嫌じゃないですかね。私の性格が少し変わっているのでしょうか。)
時間当たりで請求することによる悩み
喜んでいただけるのであればと、説明をいろいろとしているのですが(もちろん、それをお求めなのかを確認したうえで)、少し悩ましいことがありまして、それは、報酬が嵩んでいくということです。
時間当たりで請求をしている関係でです。
テンプレ化することである程度は工数を省略できるのですが、ご相談いただく内容が、案件によりけりな部分が多く、テンプレを使えばそれできれいに対応できているかというとそんなことはないわけですね。
で、いろいろと質問をしつつ、解明し、調べ、まとめ、ご説明をしていると、いつの間にやら時間がかかっていたぞ、となってしまう訳です。
ボランティアでやっているのであれば、かかった時間に関係なく、請求をすれば済む話なのですが、そういった状況にもないですし、それをすることで、質問内容の複雑さに関係なく、一定額の報酬で何でも解決できてしまうという誤った認識を与えかねないので、そうすべきではないとも思う訳です。
質問内容の複雑さなんて、その道のプロくらいにしかわからないことでもあるわけですが。
なかなか悩ましいですね。
日々精進。