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言葉を知っているだけでは歯が立たない

お仕事のはなし

Facebookの投稿

根詰めて英語の勉強をし初めて3年くらい経ちました。

新聞記事などは辞書なしでは難しいですが、Facebookに投稿されるような文章であれば、辞書なしでさっと読むことができるようになりました。

先日、下記の投稿を見ました。

Here’s the thing.

If a ten-year-old can’t sit in the front seat of a car, then maybe you shouldn’t be requiring her to become a mother.

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文章としては簡易な用語しか使用していないので読めるのですが、まったく意味が分かりませんでした。

ネイティブに記事の解説をしてもらいました

文章が読めても意味が理解できない場合は、背景事情を知らないことが原因であることがほとんどですので、知り合いのネイティブにこの記事を共有して、

「文章としては読めるのですが、意味が分かりません。」

と質問してみたところ、下記の解説をしてくれました。

  • アメリカのいくつかの州では、10歳までの子供は自動車の後部座席に座ることが義務付けられている(must rideと書かれていたので、「義務付けられている」とは、厳密には意味が違うと思いますが、大きくは外していないと思います)
  • そして、アメリカのいくつかの州では、妊娠中絶が認められていない(最近、話題になっていたアメリカの最高裁判決のことだと思われます)
  • それらを踏まえて、10歳の女の子が自動車の前方座席(助手席のことになると思います)に座るには若すぎるということであれば、彼女に出産をさせるべきではない(「She should not be forced to give birth.」)ということを記事は言っている(状況によっては妊娠中絶を認めるべきではないか?と記事は言っているということなのかなと思います。)

とのことでした。

税法も同じように思っています

特定の分野の税法をご存じの方に対して、税務上の取り扱いのご説明を差し上げても、いまいち、うまく伝わらない場合があります。

具体的に示すことが難しいのですが、税法の特定の分野のみを手っ取り早く理解しようとすると、その分野に関する情報のみを調べて読んで、よし分かったぞ、となりがちですが、実際は、そのほかのいろいろな分野と相互に連携していて、税法の基礎部分に加えて、全体的に幅広な税務の知識や経験がないと、しっかりと税務上の取り扱いを理解できないのではないかと思っています。

お付き合いが長い方ですと、その方のご経歴などを踏まえて、お話しする際にどこから説明をした方が良いのか、こちらで考えることができますので、事前にであったり、話しながら調整しつつご説明を差し上げることができるのですが、まだお付き合いが始まったばかりの経理部の方などにご説明を差し上げる際は、結構難儀します。

文理解釈もいろいろ

税法の解釈は文理解釈によることを原則としており、趣旨解釈や類推解釈は基本的には認められません。

なので、いろいろな専門家の方が文理解釈を用いて、税法の解釈を解説してくださっているのですが、文理解釈と言っても、背景事情等の理解もなしに、そのまま字の文を読めばいいわけではないのではないかと個人的には思っているのですが、中には、心を無にして字の文を読みたまえみたいな解説もあったりするので、税務の世界ってやっぱり混沌としていて、おもしろいなぁ~なんて思っています。

もちろん、私のような小童が税法の解釈の方法について語る資格などないことは重々承知しております。

ここで言いたいことは、いろんな専門家たちが、俺が税法だと言わんばかりに税法を解説されていて、みなさんそれぞれ色があって、読んでいておもしろいということです。

税法の背景事情を知ろうとすると、それこそ、昭和初期の頃まで遡る必要があるのですが、昭和初期の頃と令和の現在とでは、経済状況などいろいろなことが大きく違いますので、生きている税法を解釈するにあたっては、実際のところは、そこまで背景事情は重視されていないのかもしれません。

日々精進。

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