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税理士がオワコンってずっと前から言われているような気がします

お仕事のはなし

ずいぶん前にも同じことが言われていたような気がします

もうすでにいろんな方がおっしゃってくださっていますが、税理士って別にオワコン(AIにとってかわられる)ではないと思っています。

単純作業のみを請け負っている事務所があれば、その事務所は別としてですが。

ただ、システムエンジニアの方が税理士資格を取って税理士として独立開業されているのを見たりすると、まだまだ機械に任せられることがたくさんある業界(改善の余地あり)なのかな、とも思います。

そもそも、オワコンだったら、システムエンジニアの方がこの業界に来ないのではないかとも思うわけです。

それはそれでおいておいて、

「税理士資格がなくなるって、もっと前にも同じような話題があったなぁ~」

とずっとひっかかっていたのですが、それらしき情報をたまたま見つけましたので、少し書いてみようと思います。

2003年頃だったはず

高校が商業高校だったので、この業界(税理士)に関する情報を、簿記の先生から聞くことが出来たのと、当時は東京国税局への採用が決まっていたということもあり、意識せずとも、この業界に関する情報に敏感だったように思います。

確か私が高校三年生くらいの時だったと思うのですが、これからは会計ソフトが普及するので、税理士の業務がなくなるみたいな情報があったのをすごく覚えています。
(簿記の先生がそのようなことを言っていたような気がします。)

簿記の知識がいらなくなる(仕訳をきれなくても、記帳ができる)といった触れ込みだったように思います。

当時は、携帯電話はパカパカのガラケーでしたし、PCも現在のようなスリムなものではなく、デスクトップ型はモニターがやっと薄くなってきたねといったくらいでした(その前はブラウン管のテレビのごとく、でっかいやつでした)。

PCを起動するにもかなり時間がかかっていたように記憶しています(授業が始まる前にまずは起動しておいて、先生の説明を聞いているうちに、起動が完了しているみたいな感じです)。

そんな時代でしたので、

「まぁ、そりゃ便利になりますわな」

くらいにしか当時思っていなかったのですが。

「税理士事務所の成功法則」という本にありました

この本に書かれている情報が、私が体験し、記憶していることのことを言っているのかはわかりませんが、「税理士事務所の成功法則」(広瀬元義著)という本の47頁に「会計事務所のコンピュータの変遷」という図があり、2003年はパソコン第二次世代と書かれていました。

多分これなんじゃなかろうかと思います。当時私が経験したのは。

詳細は実際に働いていたわけではありませんのでわかりませんが、おそらく、勘定科目のスタンプを使って、手で記帳していた(伝票を事務処理センターに送って、記帳していた?)時代が終わって、会計システムに仕訳を入れるスタイル(今のスタイル?)になるという変遷期だったのかなと思います。

そして、この頃も、税理士がいらなくなると言われていたのではないかと。

ところがどっこい、要らなくなるどころか、登録者数増えていますよね。

過去がそうだったから、次の未来も同じになるとは、まったく思っていませんが、なんかこうやって見ていくと、人間って、同じようなことでワイワイ騒いでいるんだなぁなんて思います。
(歴史を学ぶ意味が理解できます。)

税理士業界の競争が激化するぞという情報もしかり

「税理士ビジネスで成功するための営業術」(岸健一著)という本も読んだのですが、この本は2008年12月20日に出版されているのですが、この本の中で紹介されている税理士業界の状況が、今の状況とあまり違いがなく、びっくりしました。

「税理士業界は競争が激化しています」といったことが書かれていました。

競争が激化しているというのは、ここ数年くらいの話かと思っていたのですが、10年以上も前から言われていたんですね。

個人的には競争が激化してきたというよりかは、みなさん独自の色を出してきただけのような気がしています。
(競争の激化って異業種が参入してきたりして、劇的に環境が変化することなんじゃないのかなぁ、なんて思っています。)

ずっと前から、それぞれの税理士事務所に色(得意分野など)はあって、単にそれを公に向けて発信していなかっただけなのではないか?と思うということです。

断片的な情報で踊らされる

税理士に関する情報を見ていると、税理士とはこうあるべき(単に記帳をするだけでは駄目、月次で訪問して仕訳を修正するだけでは駄目などなど)といった情報が多くありますが、独立して、いろいろな会社の方とお付き合いして、ご要望をお聞きしていると、ニーズって会社によって、いろいろだなと実感しています。

なので、こうあるべきと言った断片的な情報に踊らされることなく、カメレオンのごとく、その環境に合わせて柔軟に対応していく方が大切なんじゃなかろうかと思っています。

経営相談とか別にいいから、税務会計処理をチェックして欲しいというニーズもありますし(コンプラ意識が強い業種がこの傾向にあるように思います)、必要な時に相談に乗ってくれればそれで良しと言う場合もありますし、税務会計処理を会計士や税理士が求める水準まで高めなくても良いので、大きなインパクトが生じない程度に関与してくれればそれでよい、年一回の申告書さえ作ってくれればそれでよい、といったニーズもあります。

ずっと、ひっかかっていたもやもやと、2003年という数字を勝手に紐づけて、一人でテンションが上がっており、取り留めもないことを書いてしまいましたが、変化し続けることができる者が生き残れる(強い)という言葉を信じて、柔軟に変化を受け入れていこうと思います。

日々精進。

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