いつもはイトーヨーカ堂
珈琲の香りが好きです。
ドリップするタイプのインスタントコーヒーを淹れるのが、事務所に来てからの毎朝の日課となっています。
(袋をあけて、お湯を注ぐだけです。)
ほっと落ち着くんですよね。
といっても、さしてこだわっているわけではなく、イトーヨーカ堂などのスーパーで購入できる、比較的お手頃プライスのものを普段使用しています。
紀伊国屋
草加駅のヴァリエ(高架下にあるお店の集合体)に、紀伊国屋が入っています。
ネットで調べてみたところ、「デイリーテーブル紀伊国屋」というらしいです。
ほんのちょっとだけ高めの、週末のご褒美にもってこいの価格帯の商品を取り扱っておられます。
ここで、先日、ちょっとだけ贅沢な感じのコーヒーを買ってみたわけです。
小さなことなのですが
普段使いのコーヒーと比べると、香りがとてもよく、初めのうちは満足していたわけですが、人間ってすぐに慣れちゃうんですよね。
数回使うと、特に何も感じなくなりました。
この珈琲をすべて消費したあと、普段使いのやつに戻したわけですが、あら、びっくり、香りの違いがはっきりとわかるわけです。
その他にも、注ぎ口がちょっとだけ小さいので不便ですとか、本当に細かなことまで、気になってしまうわけです。
で、ふと思いました。
一度、贅沢を覚えると戻れなくなるなと。
贅沢といっても、コーヒーですので、値段の違いは数百円くらいです。
なので、そこまで気にしなくてもいいのだとは思いますが、値段の違いが重要なのではなく、人間って、こういう風にして贅沢を覚えるのだなということが非常に怖いなと感じたわけです。
個人事務所の本格稼働直後の、100円の自販機で飲み物を買ったりしていた自分に怒られてしまいそうです。
なんでもかんでも安い物を追い求めるつもりは毛頭ないのですが、慎ましくありたいと反省しました。
日々精進。
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