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「どこまで経費に入れることができるのか?」という質問が嫌いです

税務調査のはなし

嫌いな質問

最近は聞かれることがなくなりましたが、

「どこまで経費に入れることができるのか?」

という嫌いな質問があります。

個人事業を開業したてで、純粋に疑問に思われている方からご相談をお受けすることは、もちろん何の問題もなく、真剣にご回答を差し上げます。

ここでは、そういった相談ではなく、事業にほぼ無関係の経費を税務署から否認されずに経費に入れる方法などのテクニックというか、裏技みたいなものがないかという相談を意味しています。

開業準備の経費として

数年前だったように思いますが、サラリーマンの方が個人事業の準備期間であるとして、税務署に開業届出を行って、単なる友達や仕事上で知り合った方との飲み会の支出を開業のための支出として、経費に入れることができるといったことが言われていたように思います。

それに関連して、この相談を知り合いから受けたことがあります。

初めは、純粋に疑問に思っての相談なんだと思って、真剣に応えていたのですが、やりとりをしていくうちに、だんだんと、単に税額を減らすテクニックを知りたがっているということがわかりました。

真剣に回答するのも馬鹿らしくなってきたので、

「ただ単に税務署が相手にしていないだけで、否認しようと思えば否認されると思いますよ」

と伝えたのですが、納得がいかなかったのか、いろいろと質問をしてきて、さっさとこの会話を終わりにしたいと思ったことがあります。
(私を説得して何の意味があるのかよくわかりません。大丈夫と言わせたかったのでしょうか。。)

何年間準備するんですか?

この質問、めちゃくちゃ、せこい話だと思っていまして、年間でせいぜい数万円の飲み会代を経費に入れる話なんですよね。

で、いったい何年間、開業準備をするつもりなのでしょうか?

本当に事業を始める意思があるのであれば、お金が潤沢にあるわけではないですし、できるだけ税金の支出を抑えたいという気持ちはわかりますし(といっても初年度は赤字なのではないかと思います。)、実際に開業準備をしているので、問題ないと思いますが、そのような意志がない方が、そのように取り繕ったところで、どこかでボロが出るように思います。

こんなくだらないことに時間と労力を費やすのではなく、スキルアップや仕事に精を出すなど、ほかにやることはいくらでもあるように思います。

どのくらいの確率で税務署にバレるか?

この記事を書いていて、ふと思い出したのですが、馬券で儲かった人から、

「どれくらいの確率で税務署に儲かったことがバレるのか?」

というくだらない質問をされたことを思い出しました。

答えは、

「そんなの知らん。儲かったのであれば、申告すべし。」

です。

(聞いている人に悪気はないのかもしれませんが、聞かれた側としては、はっきり言って、かなり不快です。)

お請けしたくないことを明確にしておかないと、この手の方からご質問を受けてしまい、お互いに不幸になるだけになってしまいますので、少し書いてみました。

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