過去の職歴から
これまで、国税、監査法人、法律事務所で会計や税務に関することを経験してきました。
この職歴からくる印象だと思うのですが、
国税と戦ってくれる、
監査をしっかりとしてくれる、
争いごとに向き合ってくれる、
といった印象を持たれることが多いと感じています。
(戦うって、、、といつも思うのですが、スルーするようにしています。)
個人事務所を本格稼働させてから、この印象に助けられることが何度かありまして、その度に「監査」という言葉の意味や役割について考えていました。
見たことがあるのと実際にやるのとでは違う
税務調査でいろいろな会社の調査をしたり、会計監査で内部統制監査をしたり、監査役の方とディスカッションをしたり、法律事務所でいざ事が起こってしまった・起こりそうという場面を対応したりしてきました。
このようにさまざまな形で、監査役や内部監査の方と接する機会があったわけですが、それはただお仕事の過程や結果をみたことがあるだけであって、実際にやるとなると大きく違うのだろうなと考えていました。
一番の大きな違いは外部の人間であるか、内部の人間であるかという点だと思っています。
公務員として組織に所属していたので薄っすらと感じとれるのですが、内部の人間だからこそ求められる立ち回りみたいなものがあり、そういったことから、外部の人間のように、「毅然とした態度」をとることに苦労するんじゃなかろうかと思っています。
また、担う役割やその目的も、税務調査や会計監査のように明確に決まっているわけでもないので、村上が思っている以上にその範囲は広いのだろうなと思っています。
固い文章ではないのが助かる
そういったもやもやした感じ(クリアに全体が見えない感じ)を持っていたところ、『はじめてのJ-SOX・内部監査・監査役等監査Q&A』という書籍が出版されたことを知り、知りたいことドンピシャだったので、さっそく購入して読んでみました。
「はじめての」とタイトルにあったので、
テキストのような固い文章ではなく、難しすぎず、かといって易しすぎない内容だといいな、
と思っての購入だったのですが、まさにでした。
そして、現場の生の声や、実際に起こりがちな事象についての紹介(実際に、常勤監査役をされている会計士から同じ話を聞いたことがありました)がされているので、とても有用な本だと考えます。
インボルブ
これまでの経験で、いろいろないざこざを見てきまして、もうお腹いっぱいというのが正直なところです。
よってもって、1人でのんびりとやっているわけですが、大きな流れのようなものがあり、その流れにいる限りは、自然と然るべき方向に流され、そして然るべき場所に辿り着くような気がしています。
抗っても仕方がないので流れに身を任せていますが、かといって丸腰でいたくないので、こういった本でしっかりと準備をしておきたいと思います。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)

