主人公が税理士
TBSの日曜劇場で「ザ・ロイヤルファミリー」という小説を原作にした番組が始まりました。
Twitter上でにぎわっていたので知ったのですが、主人公の職業が税理士ってとても珍しいように思います。
Tverで見逃し配信をしてくれていましたので、さっそく観てみました。
大手税理士法人
主人公(栗須氏)は税理士として大手税理士法人で働いているのですが、どことなく頼りない雰囲気で、表現されていました。
これが一般的な税理士のイメージなんでしょうかね。
(ストーリー構成の関係からのキャラ設定かもしれませんが。)
税理士法人での勤務経験はありませんが、広めのデスクで資料とにらめっこしつつPCに何かを入力している方は実際にいそうな感じだったのですが、謎の外国人の方(クライアント?同僚?)と英語で会話しながら歩いている感じはちょっとおもしろく見えました。
昔、放送されていた「お金がない」という番組のオープニングソングの映像に似ていたので。
大手税理士法人の一般的なイメージって、こんな感じなんですね。
ありがとうと言われる仕事
アサインされた案件でいろいろとあった結果、栗須氏は税理士法人を退職してしまいました。
そこまで一つの案件に肩入れせんでもよかろうに。
(あそこまでやっていたら、おそらく身が持たない)
栗須氏のお父様は北海道の地元で税理士をされていた設定なのですが、お客様から「ありがとう」と感謝されている回想シーンが何度も流れまして、非常に共感できました。
商売なので、きれいごとばかり言っていては成り立ちませんが、最終的にはここに行きつくように思っているためです。
(案件の大きさですとか、どこに勤めているかより、人の役に立てているのかといった観点に重きを置く感じでしょうか。)
そのうち税理士という設定がどこかへ行ってしまわないか心配
まだ第一話ですので、まったく先が読めていませんが、なんとなく、主人公が税理士であることが物語上、重要ではなくなる(誰も気にしなくなる)ような気がしています。
税理士という職業の認知度&イメージアップにつながる絶好のチャンスだと思っており、税務調査の立会いなど、税理士っぽい点も描かれるといいなぁと思っています。
栗須氏に幸あれ。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)