SUITS
最近、業務が落ち着いてきたので、朝、事務所に着いてからの英語学習を少しずつ復活させています。
最近、はまっているのが、SUITSを観ることです。
英語の訓練として観ているので、何度も同じ場面を繰り返しています。
いろんな表現を知ることができ、個人によってこんなにも話し方が違うのかということを知ることができ、そして聞き取れる量も全く違うので、自分の実力不足を感じられて、いい訓練になります。
いつも足を引っ張るのですが
ルイスというパートナーの弁護士さんがいらっしゃるのですが、この方が、いつもまぁ、足を引っ張ってくれるわけです。
有能な弁護士だけれども、人とのコミュニケーションにおいて難ありという設定で、見ていて、悶々とするわけですが、今回のエピソードではかっこいい面を見せてくれました。
数字に強い弁護士
とある会社(慈善団体?)がお金を横領されてしまい、そのお金が海外に流れたのですが、その全貌を解明することに難儀していたところ、ルイスが本領を発揮します。
ハーヴィーの部屋で、ハーヴィーとマイクとルイスの3人で議論していたところ、
横領された金額はいくらだっけ?
となった時にマイクが、
‘$152,375,242.18’
と、正確な数値を言うのですが、その後のやりとりで、ルイスが同じように、
‘$152,375,242.18’
と、同様のことをするのです
そして、海外の銀行の情報開示に対する過去の対応や、資金力などから、調査すべき銀行口座を特定するあたりがめっちゃかっこいいわけです。
普段の情けない感じがあってこそ、このかっこよさが際立つのかもしれません。
あの桁の数値を、しかも早口で、ぱっと言っているシーンにしびれました。
(何度見てもかっこいい。)
数字の聴き取りは難しい
英語で数値を言う時は、カンマごとに区切って、表現します。
先の数値ですと、
- 百万の単位
- 千の単位
- それ以下
- セント(もしくは、ポイントといって小数点以下の数値をいう)
という順番で表現しますので、
- One hundred fifty two million
- Three hundred seventy five thousand
- Two hundred forty two dollars
- (and)Eighteen cents
となるわけです。
(もっと大きい数値ですと、billion, trillionとなっていきますが、おそらく使う機会はないと思っています。日本円にすると桁が二つ増えるので、ものすごい数値になります。)
割とゆっくりと喋ってくれると聞き取れるのですが、普通のスピードで話されると数値の聴き取りが途端に難しく感じます。
会計士なので、数値を扱う機会が多く、これじゃいかんと思いつつも、幸いにも、英語で数値を扱う機会がなく、ほったらかしにしています。
あぁ、あんな風にさらっと数値を英語で言えるようになりたい、
そのように思ったので、なんとなく書いてみました。
(舌がまわりません。あと、実務的にはざっくり数値で話すことの方が一般的(日本語では)ですので、実際は使用する場面はあまりないのかもしれません。でも、かっこいい。)
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)