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【雑多な話】紡ぐ 研究

雑多な話

今があるのは先人達の働きがあるから

最近感じるようになってきたのが、税理士制度や会計士制度の現在があるのは、先人達の働きがあるからということです。

会計士という資格に対する信用力の高さを目の当たりにする機会が増えまして、背筋がピンとなるわけです。

過去、みんなで積み上げてきたものを、崩すようなことはしてはならん、と。

研究分野も同じ

先日、とある会議で、研究に関する議論となりまして、

研究とは解釈だ

と、いった趣旨の発言がありました。

税務に関する研究でも同じことをおっしゃっている方にお会いしたことがあり、研究することは、すなわち、解釈をするということなんだなぁと思いました。

解釈って、おもしろくて、その方がこれまで経験してきたことや学んできたこと、価値観に影響を受けますし、その解釈を行った時代背景によっても大きく変わるんですよね。

なので、研究対象が同じであっても、そのときどきによって、まったく違う解釈が成り立つわけで、それをしっかりと行って、整理して、まとめて、自分の言葉で外に発信することが研究なのだと思っています。

研究ではないけれど

何を調子に乗っているんだとお叱りをいただいてしまいそうですが、現在書いている連載も、ちょっとした研究のようなものだと考えています。

過去に起きた事例などを、調べたり、見直したりしてみると、当時とは違う見え方ができているように思うわけです。

そして、それを、ざっくりとまとめて、自分の言葉で表現する。

研究というと、長い時間をかけて、丁寧に検証をした結果をまとめるものだと思っているのですが、毎月刊行されている専門誌に掲載される連載ですので、タイムライン的に研究からは程遠いと思っています。

1年ほど書いていて、その連載の有用性に疑問を感じることが何度かあったのですが、そのようなものであっても、次の世代に何かしらを紡いでいけているのであれば、書いた価値があったなと思えてきました

有意義で、本当の意味で価値のある研究は専門の方におまかせして、私は、現場でもがいている身として、

「現場からは以上です。」

という報告がてら、紡いでいこうと思います。

日々精進。


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【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)


 

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