県連マンスリー
関東信越税理士会に所属していると、県連マンスリーという会報誌が送られてきます。
いろいろな情報があるので助かっているのですが、一番重宝しているページが、「新入会員紹介」のページです。
税理士登録をされたり、他支部から転入されてきた方が紹介されています。
顔写真入りなので思い出せる
任意のようなのですが、多くの人が写真を掲載されています。
なので、税務署に勤めていた頃に同勤した方がいらっしゃると、気付くことができます。
勤め先が東京局の都内署であっても、お住まいが埼玉県の方って結構いらっしゃるので、ご自宅か、ご近所で開業登録をされているのだと思われます。
あぁ、懐かしい
となります。
あと10年勤めあげられるけれども
勤務税理士かなぁ、独立かなぁなんて、余計な詮索をしながら見ているのですが、先日見つけた方が、私が税務署に配属になったとき(20年前)の総務係長でした。
当時は、総長がめちゃくちゃ大人に見えていたのですが、掲載されていた生年月日から当時31歳だったようです。
全然若いじゃんと感じ、改めて歳をとったなぁなんて思ってしまいました。
この方は、勤務税理士ではなく、開業をされており、ウェブサイトも開設されていました。
そして、ブログを書かれていたので、さっそく読んでみました。
税理士開業した理由をお書きになられていたのですが、私と同じく高校を卒業してから、国税局に入局し、長年勤めてきたけれども、年齢が50歳になったときに(定年まであと10年)、人生について考え、後悔をすることがないようにと、独立されることを決意されたとありました。
なるほど、そういった独立もあるんですね。
公務員って良くも悪くも、過去の経歴(経験した部署や業務など)から、将来をきれいに予測することができてしまいます。
なので、先が見えて、このままレールに沿って進むのも面白くないなと、お考えになられたのか、はたまた、組織に見切りをつけてしまったのかもしれません。
そこまでの詳細は書かれていませんでしたが、もう数年すると、私の同期も同じような理由で独立する者が出てくるんだろうなぁと考えると、不思議な気持ちになります。
こっちの世界にようこそ☆彡
と暖かく迎えてあげられたらいいなと思います。
それまで、独立士業として、サヴァイブし続ける必要がありますが。
私も頑張ります。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)