連載
中央経済社さまの経理情報という専門誌で、連載を書いています。
税務調査と会計監査との違いにフォーカスして書いているのですが、トピックは幅広に認めていただいているので、税務と会計が泣き別れになってしまうような場面などについても、書いたりしています。
書いてから実際に発刊されるまで
連載を通してどのようなことを書くのかは、ネタ帳を事前に提出しています。
そして、ファーストドラフトから原稿の提出までの期間は、私の場合は、最低でも1か月くらい期間があいています。
よって、
これはネタに使えそう→ドラフト→校正→再校正→発刊
という一連の流れを辿るのに、けっこうな期間がかかっています。
結局、見えている世界観は同じ?
最近、とあるトピックものをネタにして書いたのですが、先に書いたとおり、ネタに使えそう~発刊までに期間があくので、その間に他の専門家の方が解説記事などを書かれることがあります。
この瞬間に思うことが、
あちゃー、、被った、、
です。
何度かこれを経験しておりまして、この経験から学んだことは、
- トピックものをネタにするとスピード勝負になってしまい、本来の目的(伝えたいこと、伝えるべきことを適切に伝える)を見失ってしまう(ような気がする)
- 物書きがとある事象から思い描くこと(感じること、考えること、意見したいと思うこと)にはそこまで大きな違いはない
ということです。
今回のことをうけて、時事ネタは書くのを止めようと思いました。
いい勉強になりました。
日々精進。
2024年7月2日に「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)が発売されます。