電子申告をe-taxで頑張っている
申告業務もあまり多くはないですが、請けています。
達人シリーズを使っており、申告書の作成はこのソフトで完結させていているのですが、電子申告の達人を入れていないので、e-taxを使って、頑張って申告書を転記しています。
自動転記じゃないのかい?
今回対応したのが消費税の電子申告です。
複数税率になったのと、インボイスの関係でさらに複雑にはなったものの、法人税に比べると申告書のつくりがシンプルなので、ちゃちゃっと終わるものだと思っていました。
ところがびっくり。
e-taxのシステムって、自動転記や検算機能が組み込まれているようで、申告書を実際に作成する流れを無視して数字を入力したところ、エラーではじかれてしまいました。
(正確には、無視してそのまま進むことも可能なようです。)
エラーメッセージを見るに、自動転記の箇所であるにもかからず、数値が直接入力されていたけれども大丈夫かい?とのことでした。
一度、該当箇所を空欄にして、Tabキーやエンターキーを押してみたのですが、いっこうに数字が表示されません。
ネットでさらっと検索をしてみたところ、どうやら自動転記といいつつも、申告書を実際に作成する場合と同じ順番で数値を入力する必要があるとのことでした。
(e-taxのウェブサイトのQAなのですが、冷たく突き放している感じが、なんとも、いえない香ばしさがありました。)
柔軟なようなそうじゃないような
e-taxソフトで申告書を作成する場合は、必要になる付表などを自分で選んで、一枚一枚、開いては保存し、また別のデータを開いては更新して保存し、といった風に作成するので、自動転記なんてできるのかなぁと疑問に感じていました。
どうやら、実際に作成する順番で入力するだけでは駄目で、一枚一枚順番に、作成完了のステータスにまで持っていく必要があるようです。
さらっと書いていますが、ここに辿りつくまでに、結構いろいろと試しました。
なんなんでしょうかね、この不毛な感じ。
達人ソフトで申告書の作成が完了しているデータとはいえ、e-taxシステムでエラーが表示されたまま送信まで進める勇気もなく、延々と一人でシステムと戦ってしまいました。
所得税の確定申告コーナーを使うと、消費税の申告書は割とサクッと作成できてしまうのですが、この違いはなんなんでしょうかね。
自動転記箇所の色を変えるなど、もうちょっと利便性を追求しても良かったのではないかと思う今日この頃です。
電子申告の達人を買えば一瞬で解決することでもあるのですが。
日々精進。