人間計算機
決算支援業務をしています。
税法決算の決算書を会社法決算に組み替える作業です。
引当関係の調整がメインですが、税金計算も対応として含まれています。
(未払法人税等や未払消費税の計算や、税効果会計があるためです。)
普段は、書籍を読んで、御質問に回答を差し上げるお仕事をメインにしているので、実際に手を動かす仕事をすると、その難しさ・大変さにいつもびっくりします。
仕事した感がすごい
書き物や調べ物といったお仕事を一日中していた場合でも、かなり疲弊します。
体を動かしてなくても人間って疲れるんだなぁと、いつも不思議に思っています。
決算支援業務も体を動かすわけではないのですが、感覚的にですが、さばく情報の量が各段に多くなるように思っています。
書き物や調べ物は、一つの問いに対して、多面的に時間をかけて調べるのに対して、決算支援業務は、たくさんの問いに対して、答えをパッと出しに行く感じで、その答えが、果たして、あるべきなのか(法律としてはあっているとしてもです)といったことは考える必要はないわけです。
もちろん、計算間違いをしていないかといったことは確認しますが、そういったこととは違います。
成果物の量がすごいからでしょうか。
仕事をした感がすごいです。
おぉ~こんなに作ったのかといった感じですね。
データ名に番号を振って、きれいに整列させるとテンションがあがります。
めっちゃ疲れませんか?
まだ、私、四半期ベースでの対応ですので、なんとかなっていますが、会計事務所にお勤めの方で、記帳から決算、申告業務までやっている方って、変則決算も考慮すると、本当に年がら年中これをやっているわけですよね。
一人で担当できるマックスの顧問先の件数が30件とすると、月2~3件決算をしている(もちろん、12月や2月3月決算が多いのだとは思います)ことになりませんか?
税法決算でも、1円単位でぴたっと、数値がリファレンスしまくっている書類たちをきれいに仕上げるのって、達人技なように思うわけです。
いや~本当にあっぱれ。
日々精進。