英語
英語力向上のために、毎朝英会話のレッスンを受講しています。
英語の記事を使って、それを読んだり、議論したりしています。
今回の記事が、金(きん)に関すること(金はそれだけでは弱いが、他の金属と混ぜると強くなる。人間も同じで、一人よりも、チームで働いた方が強いといった感じのお話)だったので、金の話をインストラクターの方としました。
いろいろな金
このインストラクターの先生は、本当にいろいろなお仕事を経験されていて、過去に金のディーラーをされていたとのことでした。
先生曰く、金にもいろいろな種類があるとのことです。
種類と言っても、どこの国で採掘されたかくらいのことなのですが、たとえば、日本以外ですと、中国、アラブ、ヨーロッパ、シンガポールといった国で取れる金があるそうです。
なかでも、日本の金のクオリティ(おそらく純度のことと思われます)が一番良く、取引値も一番高いといったことを教えてくれました。
金投資
先生は、日本は、金の世界で、かなりの存在感があるので、日本では金への投資(個人的に保有することも含め)が一般的だと思っているようでした。
(日本にはいらっしゃったことはないそうです。)
「全然そんなことないですよ~。」
とお伝えしたところ、とても不思議そうにされていたので、そもそも投資がそこまで盛んな国ではないこと、過去に、大型の金の投資詐欺が起きたので、どこか金に対する投資に対して、怖い印象を持っているのかもしれないといったことを説明してみたところ、少しだけ合点承知の助になっていました。
フィリピンでの金のイメージ
フィリピンでは、金を保有することはお金持ちの象徴で、投資(保有することも含む)は割と一般的とのことでした。
もしものときに、pawn shop(質屋のことです。日本の質屋の仕組みとは微妙に違ったように記憶しています。)で換金?交換?することもできるし、換金レートも良いので、金は投資にもってこいなのだそうです。
日本の場合、札束(物質的には紙きれ)の方に価値を見出しがちですので、お金に対する信用力の違いでしょうか。
これについて、直球で聞いてみたのですが、
「まぁ、そうかもね~」
くらいのリアクションでした。
金を身に着ける
私の事務所の近所にある中華料理レストランで、レジ係の人が、すごく、ごつい金の時計を着けているのが、いつも気になっています。
このインストラクターの先生には、中国人のお知り合いの方がいらっしゃるとのことでしたので、
「なんで中国の人は金を身に着けるんですかね?」
と聞いてみたところ、
中国では、金を身に着けることで、商売繁盛などの金運につながると考えているらしいということを教えてくれました。
生まれて数カ月くらいの赤ん坊にも、親の許可を得たうえで、金の装飾品を着けたりするそうです。
単にお金を持っていることを自慢したいだけなのかな?と勘違いしていたのですが、国によって、同じ物質であっても、それに対する考え方が違っておもしろいですね。
今度からは、日本人にとっては??と思うようなことであっても、その方の国ではそれが一般的なのかな?と柔軟に考えるようにしようと思います。
(広い視野と柔軟な発想は大切)
日々精進。