リスニングの強化
英語力の強化に日々励んでいるのですが、語彙力増強に少し飽きてしまったのと、CASECのスコアを見直してみたところ、リスニングのパートのスコアがあまり芳しくなかった(正確には他のスコアが上がったので、目立たなくなった)ので、最近はリスニングの強化に励んでいます。
以前、職場で受けていた英会話のレッスン(めっちゃくちゃ厳しいプログラムです)の教材と音源が手許に残っているので、それを復習しています。
内容は、米国のニュースで2~3分くらいのものを、聴いて、発音してみて、また、聴いてみては、聴き取れなかったところを再度発音してみて、を繰り返しています。
米国の地名がわからない
一度、ディクテーションをやっている音源ですので、ある程度は聴き取れます。
ですが、一つだけ、とても苦手な音源があります。
それは、米国の地震に関するニュースでして、米国は、東側と西側で地盤の固さなどが違うため、地震が起きた時の被害の範囲がまったく違うというものです。
内容自体は非常にシンプルですし、そこまで難しい単語も出てこないのですが、まったくといっていいほど、聴き取れず、また、内容も頭に入ってこないのです。
その理由は、米国の地名がガンガン出てくるからです。
米国に行ったことや住んだことがある方であれば、ある程度の土地勘があるのかもしれませんが、私は一度も上陸したことがなく、地名は聞いたことがある程度ですので、もう、ちんぷんかんぷんなわけです。
人名なのか、地名なのか、はたまた知らない単語なのか、地名だとわかったとしても、東側なのか、西側なのか、州名なのか、市の名前なのかがはっきりしないので、まったくイメージがわかないんですね。
ということで、ネットの情報を頼りにして、このニュースで出てきた地名を手書きで書いてみたのが、アイキャッチの画像です。
地味に大変でした。
シカゴとか、州名だと思っていましたし。
まぁ、何が言いたいかと言うと、英語ってやはり単語を知っているだけでは駄目ですねということです。
英語の学習本で、単語を知っていることは、英語学習を氷山に例えると、表面に見えている一画に過ぎないといったことが説明されていたのですが、まさにこれですね。
地名は地図を眺めればわかりますが、文化や宗教などについては、経験を通じないとわからないようにも思うので、そうなると英語学習って本当に本当に長い道のりだなと思います。
インタビューの声が一番むずい
地名以外にも難しいと感じているのが、ニュースに出てくる一般人へのインタビューの聴き取りです。
ニュースリポーターの方の様に、きれいに発音してくれませんし、日本語のインタビューでもそうですが、文法的に正しく話してくれるとは限りません。
あと、確かリンキングといったと思うのですが、単語と単語をつなげて発音するのがものすごく、単語をその単語だけではなく、話し言葉として、一つの塊の音として覚えて(知って)いないと、まったく何を言っているのかわからない現象に陥ります。
たとえば
「The other guys」
が
「Really a rise」
みたいに聴こえます。
(何度聞いてもそう聴こえます。インストラクターの先生は、日本人にはそう聴こえるんだと、それを知るのがおもしろいとおっしゃっていました。)
きっと実務はこのレベルが求められる
ビジネスで丁寧な英語を話してくれるのは、アジア圏、欧州の方のイメージでして、米国の人って、数少ない経験でしかありませんが、このリンキングばりばりの喋り方をするイメージがあります。
ある意味、
「こいつ(村上)には、そこまで丁寧にしゃべらなくてもわかってくれるな。」
という理解のもとにそのような話し方をしてくれているという意味でもあるのですが、まぁ、いうても、辛いですよね。
「ぐはっ!!」ってなります。
こっちが話す場合は、あの喋り方で、かつ、あのスピードである必要は全くないと思っているのですが、なんとか聴き取りだけでも、大丈夫でっせレベルにしたいと励んでいます。
実際に英語圏の世界に飛び込んで、一年くらいその環境漬けになれば、慣れるんでしょうけど、そんな機会もやる気もなく、日本でしこしこと励もうと思います。
日々精進。