床屋のラジオみたい
Twitterを情報収集のツールとして利用しているのですが、たまに、voicyというアプリ?で録音された配信を案内されている方がいらっしゃいます。
新しいものに疎いのですが、個人でできるラジオ番組のようなものだと理解しています。
SNSで文字を読む機会が増えたからか、ラジオのように目をつむって耳を傾けるだけで聴ける配信ってとてもいいなと思います。
イメージとしては床屋で流れているラジオに近い気がします。
(なんだかほっとする感じ)
真剣に伝えたいという気持ちが伝わる
配信の内容は、安請け合いはいかんぜよ、というものだったのですが、配信者の方の声色やトーンの強弱で真剣さが伝わってきました。
てっきり、共感を示して優しい回答をされるのかなと思っていたのですが、そうではなく、伝えるべきことをしっかりと、ご自身の経験に基づく意見をお伝えされていたのが印象的でした。
とても優しい方なのだと思います。
優しい言葉をかけるのは簡単ですが、厳しい言葉をかけるのって、優しくないと出来ないと思っていますので。
仕事の内容がしっくりくるか否か
その後に執筆関連のお仕事についても話されていていろいろと勉強になりました。
1文字10円に、ぐはぁ、となりましたが(私に来る依頼は1文字5円です。おそらく相場?)、それよりも、仕事の内容がしっくりくるか否かという点がよく、安請け合いをしているといろいろと仕事がくるが、しっくりくるか否かという観点から判断をしないと後々後悔する、といったことをおっしゃっていました。
これって執筆業だけではなく、いかなるお仕事にも共通することなのではないかと思う訳です。
勤め人として働いていると、環境として仕事を選ぶことは出来ないと思いますが、この感覚を個人事業主として働くにあたって疑問に感じることができないと、お客さまもご自身も不幸な結果となるように思っています。
なので、私もお仕事のご依頼が来たときには、一度立ち止まり、長期間お付き合いすることができるか、業務の内容はしっくりくるものかを何度も何度も考えます。
仕事を選ぶという言葉を遣うと偉そうなイメージを持たれかねないですが、お互いに不幸な結果とならないように慎重になるということだと思っています。
Voicyっておもしろいアプリですね。
活字に疲れたときは、これを聴いて、一休みしてみようと思います。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)