note
noteというプラットフォームがあります。
登録等をすれば、誰でも簡単に投稿を始めることができます。
このプラットフォームで、監査法人を出て、プロフェッショナルとして生きていくことについてのご自身の経験と、それを通じて見えてきたことが書かれた投稿を見つけました。
会計士(監査法人)の中にいると、会計の専門知識は埋没するが、外にでると違う。埋没しないように、より専門性を磨こうとするが、その専門性が求められる場面は外では少ない。ハードスキルに走りがちであるが、ソフトスキルの方が重要なのではないか。といったことが書かれており、非常に共感できました。
キャッチアップは一応しておく
監査法人を出てから、特に、個人事務所の本格稼働を開始してから、
この質問は難しいなぁ、、
と感じる場面はそこまでありません(たまに鋭い質問が来て、ぐはぁ、となりますが。)。
監査法人にいた頃に比べると、各段に少ないのではないかと思います。
税務についていうと、個人事務所の本格稼働をしてから、求められる税務の知識は、おおむねプレーンなものばかりです。
よって、もって、投稿の意見に同意なわけなのですが、意識的に、難しめの内容を取り扱っている専門誌に目を通すようにしています。
現在議論となっている事項のキャッチアップのためなのですが、ここで得た知識が、個人事務所の業務で生きてくるかというと、はっきりいってほとんどありません。
あっても、年に数回、数えられるほどではないかと思います。
棲み分け出来ていて、いいかなと思っています
えいやっと、個人事務所の本格稼働をしてみて感じているのは、お客様から求められることに誠意をもって、お応えしていけば、それでいいのではなかろうか、ということです。
もともと、
高度で難解な税務を経験したい!!
という強い意欲があったわけではなく、
もっといろいろな分野を経験してみたい!!
という興味の方が強かったということもあるのですが、もっというと、経験のない分野でなくても、お客様に喜んでいただけるのであれば、それで世の中の役に立っているんじゃなかろうか?と思えてきたわけです。
(思いの向きが内向きから外向きになったということでしょうか。)
そんなこんなを考えていたわけですが、難しそうなことは大手事務所にお任せして、個人事務所は個人事務所なりに、出来ることに注力しようと思うに至りました。
とりとめのない文章になってしまいましたが、積読状態になっていた専門誌を、喫茶店で読み込んでいて、ふと思ったので書いてみました。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)