英語
英語力向上のために、毎朝英会話のレッスンを受講しています。
英語の記事を使って声に出して読んだり、内容について議論をしたりしています。
アフリカのとある民族
今回使用した記事の内容が、アフリカのとある民族についてのものでした。
そのコミュニティでは、誰かが過ちを犯してしまった際は、その村の人全員で2日間かけて、その方の過去の良かった行いなどについて話し合うなどして、その方を助けるそうです。
(おそらく更生とも違う。)
その根底には、
人はみな生まれながらにして善人である
という考えがあるそうな。
小さなコミュニティだから維持できる仕組みだと思いはするものの、すばらしい取り組みだと感じました。
ミスをしてしまった場合のリアクション
レッスンマテリアルにある数個の質問に答えた後の更問として、部下や仲間がミスをしてしまった時のリアクションについて尋ねられました。
具体的には、
“Would you say it was the individual’s fault or the community’s fault for letting the critical mistake occur?”
という問いかけです。
これに対して、
プロフェッショナルとして働いているので、基本的には前者で、でも監査チームなどのようにチームで動いていると、後者のこともある、
といったことを回答したところ、インストラクターの方が、
“Ignorance of the law is no excuse”
だね、とおっしゃいました。
なんかかっこいい言葉ですよね。
プロとはいえ
会計と税務のプロとして活動していますが、すべてのルールを網羅なんてできていないですし、仮にできたとしても、何かのジャッジをする際に、すべてのルールを頭の中でスキャンして判断できる気がしません。
でも、税理士の責任について争われた裁判例などをみると、まさに、
“Ignorance of the law is no excuse”
なように思うんですよね。
知らなかったではすまされない、というのはそうなのだとは思うのですが、一人の人間でカバーできる範囲は限られますし、複数人で対処したとしても、完璧にすることは難しいんじゃなかろうかと思うのです。
ただし、間違いありきで進めるわけにもいかないので、こういったスタンスで日々の業務に臨む必要があるのだろうとも思う訳です。
あぁ、プロであり続けることは大変だなぁ~
と思い、書いてみました。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)