ドラえもんの道具
先日、ドラえもんを見ていたところ、「ムードもりあげ楽団」という道具のお話がありました。
小さな鼓笛隊が演奏をすることで、人間が持っているさまざまな感情を呼び起こしてくれる道具のようです。
(あまり真剣に見ていないので、ざっくり情報です。)
葉加瀬太郎さんが演奏している曲
演奏が持つ力ってすごいよなぁ、
なんて思いながら見ていたのですが、ふと、一時期はまっていた曲を思い出しました。
葉加瀬太郎さんが演奏されている「born to smile」という曲です。
監査法人の説明会で聞いた
初めてこの曲を聴いたのは、監査法人の法人説明会で、待合時間に流れていました。
はじめての会計士試験を受けた直後で、当時は合格発表前にこういったイベントが一斉に始まっていたので、合格しているかもわからない状態でした。
なので、少し、暗い気持ちのなか、出席していたのを覚えています。
そんななか、この曲の、新しい何かが開けることを想像させるような曲調を聴いているだけで、気持ちが軽く、前向きになったのを強く覚えています。
新御茶ノ水駅の露天商
良い曲だなと思ったものの、監査法人の法人説明会で、法人のことを質問するならまだしも、
「この曲いい曲ですね。なんという曲名なんですか?」
なんて質問をできるわけもなく、ずっと誰の曲かわからず、もんもんとしていました。
知り合いに口ずさんでみて、曲名がわからないか聞いてみたりしてみても、まったくわからずでした。
そして、一回目の会計士試験は見事に撃沈しまして、その後も大原の水道橋校に通っていたのですが、その時に利用していた駅が千代田線の新御茶ノ水駅でした。
駅は地下にありまして、地上に出ていく途中で、たまにCDを売っている露天商の方がいらっしゃったのですが、この方が、まさにこの曲をかけており、駆け寄って、
「今かけているこの曲は、なんという曲名なんですか?」
と聞いて、やっとこさ、葉加瀬太郎さんが演奏されている曲であることを知りました。
(なぜ、ここでCDを購入しなかったのかは、分かりません。誰の演奏かが判明したことが嬉しすぎて、まともに物事を考えることができなかったのかもしれません。)
未だに聞いている
ドラえもんをきっかけに思い出したわけですが、あらためて聴いてみたところ、やはりいい曲ですね。
曲名も好きです。
直訳ですが、「微笑むために生まれてきた」わけですよね。
心穏やかに微笑み、そして楽しみましょう
と誘ってくれているような気分になります。
素敵な曲をありがとうございます。
日々精進。