執筆依頼
『税経通信』という専門誌で連載を書かせていただいております。
税大の講本の内容に沿って、調べたこと気づいたことなどを自分の経験に基づいていろいろと書いています。
これとは別にスポットで執筆依頼をいただくことがあります。
今年の夏頃に1件対応したのですが、もう1件ご依頼をいただきました。
約2年ぶりのご依頼だったようで、覚えていただいていたことを大変嬉しく思います。
構成を練っているときが一番楽しい
執筆依頼を頂いたときは、執筆依頼状の受領前の問い合わせの段階から、何が書けるかの構成を考えるようにしています。
ご依頼いただいたトピックでどういったことを書けるのかをお示しすることができますし、構成さえ練ってしまえば、あとは頭の中で作業ができるため、いつでもどこでも作業を進めることができるというメリットがあります。
また、鉄は熱いうちに打てということでして、構成を練ったあとの苦行を知っているからこそ、さっと着手するようにしています。
苦行の始まり
ということで、トピックに応じた書けるネタをお送りし、大筋でGOサインをいただいたので、さっそくリサーチを開始しました。
アイデアとして浮かんだ内容を補完することができる情報を調べに行くイメージです。
だいたい4時間ほど税理士会図書室に籠って情報収集をし、入手した情報のコピーをPDF化して整理保管、原稿に引用したい箇所を打ち込み、そして、練った構成のなかで、どこで引用するのが最適かを考え、実際に記載場所を移して準備完了です。
そして、ここがスタートラインで、加筆して読んで修正して、また読んで加筆して修正し、そして文字数が超過するので、今度は削って読んで修正してを繰り返します。
ゲラになったあたりでは80%くらいの完成度になっているので、ここに到達してしまえば、あとはだいぶ楽なのですが、このフェーズがつらいことつらいこと。
師走の時期でクライアントのみなさまも年末に向けてダッシュしている状況ですので、このタイミングは本当にいろいろな業務が重なります。
12月の最終週は稼働している人の方が少ないので、まったりモードで過ごせるはずで、なんとかそこまで頑張っていきたいと思います。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)

