仕入ですので
税理士として仕事をしていると、調べ物をする関係でたくさんの専門書籍を購入することとなります。
よく言われているのが、書籍の購入は士業にとっての仕入にあたるということでして、売上に直接紐づくわけではありませんが、とても重要な支出であると考えており、ここはケチらずに必要な物は常に揃っている状態を心掛けています。
(大手の法律事務所のレベル感で揃えることは到底無理ですが、個人事務所としては十分なくらいにはなってきていると思います。)
購入が多い月で6万円くらいで、平均で4万円分くらい毎月書籍を購入しています。
数年に一度だったような
なかでも通達の逐条解説という専門書籍の使用頻度が高く、新しい物が出ていればすぐに買うようにしています。
分厚いということもあり結構な値段なのですが、致し方なしです。
とはいえ、毎年発刊されるわけではないので助かっていたのですが、最近はほぼ毎年のように改訂版が発刊されているように感じます。
昔は数年に一度くらいの改訂頻度で、本屋の棚から在庫が消え、ネット上でプレミアムがついて売られていたような気がするのですが。
改訂された部分だけを買い直すわけにはいかず、変更がない箇所も含めて購入することとなり(1冊の書籍なので当たり前ですが)、なんとなく、価格に見合った仕入れになっていないように感じるわけです。
とはいえ、古い版を使い続けるわけにもいかず(万が一解説が変わっていたりしたら、大変です)、しぶしぶ新しい物を見つけ次第、即購入をしています。
質疑応答事例集がたまっていく
個人事務所の本格稼働4年目に入り、書籍もそれなりに充実してきたのですが、質疑応答集も改訂の度に購入しているので、カバーの色が違うだけ(あと目次を見比べてみたところ、消え去った問があったりします)の、ほぼ同じ内容の書籍がわんさかしてきました。
質疑応答事例集もこんなに頻度よく改訂されていなかったように思うのですが、記憶違いなんですかね。
改訂版を見比べることで時代の変化を楽しめそうに思うのですが、保管場所の問題もあり、お譲りするなどして、さよならをしていく必要がありそうです。
年末の大掃除のタイミングが丁度いいかもしれないですね。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)

