私の履歴書
12月の日経新聞の私の履歴書は、第一生命保険の特別顧問の渡邉氏のものです。
体育会系の内容からはじまったので、武闘派な方なのかな?と思わされたのですが、
「自分が強くなければ人にも優しくなれない」
とあり、印象ががらりと変わりました。
どんどん優しくあることがもとめられる
社会人となり、少しずつキャリアを積んでいく中で感じていることが、
進めば進むほどに優しくあることが求められる
ということです。
10代や20代の頃ですと、知らぬ存ぜぬで自分のことだけにフォーカスしてやっていけたように思うのですが、30代に入って少しずつ求められるようになり、40代に入ったら、優しくあることが当然に求められるようになったように感じます。
小さなことで優しくなれない時にいつも思う
とはいえ、私も一人の人間ですので、優しくいられない時があります。
その時いつも思うのが、
あぁ、まだ強くなかったんだな
ということです。
圧倒的な強さをもっていると、
まぁいいか
と、おおらかで優しくいられるように思っています。
なので、
優しくなれない=強さが足りていない
と感じるということです。
優しさってなんだろう?
なんとなくですが、優しさって、無関心、諦めから得られるように思っています。
(ある意味無関心でないと、親身になりすぎて自分が持たないと思うので。)
ということは、もっともっと、いろいろなことに無関心になり、そして、諦めることを求められるのなかぁ、なんて思ったりもするわけです。
50代、60代に到達する頃には、強くて優しくあることの意味が変わっているといいのですが。
(「そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです。」ななみん)
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)

