税理士業についての本
他の士業も含めて、事業運営や営業に関する本があれば目を通すようにしています。
(「読む」ではなく「目を通す」としたのは、飛ばし読みや流し読みをするからです)
今回、ひとり税理士としてご活躍されている方の本を読みました。
私も個人事務所の本格稼働1年目にいろいろと参考にしたのですが、最近はめっきり興味を失ってしまいまして、ひさびさに情報を得てみようと思いました。
尖る
読んでの印象は、
尖っているなぁ
でした。
そして、それでも廃業することなく続けられていることに少しびっくりといいますか、
税理士業ってすごい業界だな
と感じたわけです。
固定費を切り詰めて、そして、規模の拡大を目指さなければ、なんとかやっていけるのですから。
何のために働くのか?
といったことを考え続けると、この方の考え方に行きつくのだろうなと思う訳ですが、ここまではっきりと、きっぱりと主張されている方は珍しいと思います。
そこまで頑なにならなくても、、、
商売のやり方は人それぞれで、そして答えがあるものではないので、好きなようにされたらいいんじゃなかろうかと思うのですが、本に書いてあった内容(マイルール)を読んでいて、
そこまで頑なにならなくてもいいじゃないでしょうか、、、
と思ってしまいました。
批判したいわけではなく、そんなに細かなマイルールがあると、
それを守ることで逆に疲れちゃいません?
と思ったということです。
もちろん、
粉飾や脱税の依頼を受けたらきっぱりと断る
といった守るべき線はあるとは思うのですが、連絡のやりとりの際の文章の書き方などについては、
まぁいっか~
くらいの方がやりやすいと思うのですが、一般的ではないんですかね。
ちなみに、私は連絡のやりとりはかなり割り切った表現を使用しています。
初めはびっくりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれ、
あぁ、この人のスタイルなのね
と感じていただけると勝手に信じつつ。
業界にプラスの影響があればオールオッケー
率直に言って、
変わった人なんだろうなぁ~
と思う訳ですが、私自身もこの方の発信情報にかなり助けられましたし、この方のセミナーをお受けになられて独立を決意された方も多くいらっしゃるようなので、業界にとってプラスの影響をもたらしているのだと考えており、よってもって、オールオッケーと思う訳です。
ご自身の考えをきっぱりと主張されるので、いろいろと反対意見(この文章も捉え方によっては反対意見かもしれないですね)が出てくるのだと思いますが、このスタイルを貫いていただき、新しいキャリアパスのスタイルを築いていっていただきたいと考えています。
勉強になりました。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)

