数カ月前、数年前を見返す仕事
個人事務所の本格稼働4年目に入り、過去に自分が作成した資料などを見返す機会が増えてきました。
数か月前に作成したものは頻繁に見返すのですが、たまに、数年前に作成したものを見返すことがあります。
当時、どのような資料を確認し、何をヒアリングし、どの条文や通達・文献に当たったのかを記録するペーパーを作成しており、それを確認しています。
何度も同じことを調べては安心をするという無駄
初めのうちはかなり丁寧だったのですが、だんだんと丁寧さがなくなってきてしまいました。
簡単なメモ程度では残っており、おそらく作った当時は情報を十分に残せていると考えていたのだと思うのですが、改めて見返すと、
検討したっぽいけど、本当に間違っていないかな?
と不安に思うことが増えてきました。
こうなってしまうと、不安が解消されないので、あらためて、同じリサーチを行うこととなるのですが、リサーチをしていく過程でだんだんと思い出してきたりします。
あぁ、そうだった、これで大丈夫と判断したんだった、
みたいな感じですね。
勉強になってはいるのだと思いますが、当時、きれいにまとめていれば同じ作業を繰り返す必要はなかったわけで、無駄な作業だなぁと反省しています。
メールで残すようにしているが、ちょっと違う
質問の回答や電話などでお伺いした情報は、メールで記録に残すようにしています。
そして、そのメールを日付と案件の内容がわかるようにしたフォルダに保存して、過去を見返すことができるようにしているのですが、不思議と、検討メモに比べてメールはみにくいなと感じます。
メールはクライアントに伝える形になっているところ、検討メモは調べたことを自分に向けて残す形であるという違いから来ているのかもしれません。
段々と業務量も増えてきまして、いろいろとズボラになってきてしまっています。
しっかりせんといかんね。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)