連載の執筆
「税経通信」という月刊誌で連載を書かせていただいています。
税務大学校の講本の内容をネタにして、リサーチした内容などを書いています。
1記事あたりの文字数は、約6,000字です。
同じスタイルだとうまくいかない
昨年末まで、これとは別に、「経理情報」という旬刊誌で、1頁もののコラムの連載も書いていました。
こちらは、1記事1,400字程度でして、5分もあれば読めるくらいの分量です。
1年間書き続け、朝の30分を毎日使って書くスタイルをとっていました。
この連載が終わったあとの、現在の連載を書くにあたっても、同じスタイルをとっていたのですが、どうにもうまくいかないわけです。
まっさらから書きはじめる段階は問題ないのですが、ブラッシュアップの段階や、引用箇所のチェックなどをはじめると、30分では時間が足りません。
1時間に時間を延ばしてみたのですが、それでも、うまくいかずで、しばらく不調だったのですが、先日書いていたら、やたらと調子がよかったので、えいやっと、お昼の時間まで(午前の部をすべて)書き続けたら、ぐっと執筆が進みました。
どうやら、書く分量によって、マッチする執筆スタイルが違うようです。
がっつり時間をとる
時間を気にせずに書くスタイルにしてから、どれくらいの時間が必要なのかを試してみたところ、1回あたり、2.5時間くらい必要であることがわかりました。
約6,000字とはいえ、注意深く読んで、どのような表現が適切か(崩して書くか、丁寧に書くか、原文ママで引用するか、図は入れるかなどなど)を考えていると、案外あっという間に時間が過ぎていきます。
こうやって書いていて、
途方もない時間を執筆に充てているんだなぁ~
と思ったのですが(これとは別にリサーチの時間もありますので)、楽しくやらせていただいているので、それで良いのだと思っています。
書く分量が変われば、書くスタイルも変わる。
当たり前のことなのかもしれませんが、少し発見だったので、書いてみました。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)