公務員の頃
公務員として働き始めた頃、日中働いて、夜は大学に通っていました。
それでも、週末に時間を持て余してしまい、それが嫌で、週末は、資格の勉強などをしていました。
友達とどこかに遊びにいくなどすればよかったのかもしれませんが、一生懸命に予定を埋めようとしている人達をみていて、大変そうだなぁ～と思い、ならば、自分でコントロールできることで予定を埋めようと考え、実際にそうしてみると、そのような生活になりました。
それでも、大学が夏休みなどの長期休暇に入ると、結構時間を持て余すわけです。
時間が空いたので、同期などと飲みに行ったりしていましたが、それでも潰しきれず、このタイミングでは、経済小説などを読み漁っていました。
とにかく、暇が嫌いで、嫌でした。
本格稼働直後
個人事務所の本格稼働直後は、ご祝儀案件がありましたが、そこまで忙しいわけでもなく、かなり時間を持て余していました。
やはり、暇が嫌いで、嫌だったので、昔買った、英会話学校のレッスンポイント（120レッスン分くらい）をひたすら使って、英語の勉強ばかりしていました。
振り返ってみると、ここでも、同じく、自分がコントロールできることで、予定を埋めていたようです。
もう一度再現
現在は、お陰様で、安定した状況に入りました。
次のステップとして、仕事への取り組み方も少しずつ変えているのですが、その結果、時間に少しずつ余裕が出て来ました。
その結果、何が起きたかというと、余計なことを考え、気にするようになりました。
何か目標を持って、がむしゃらになって、突き進んでいるときは、周りの目なんて、全く気にならなくなりますし、余裕もなくなります。
余計なことを考える暇がないんですよね。
安定して余裕が出てきた結果、どうでもいいことに思考を費やして、自分のご機嫌取りに奔走する。
これがとてつもなく、嫌いです。
ふと先日、これに自分が陥っていることに気づきました。
さっさと抜け出さなければと思い、過去と同様に、自分でコントロールできることで予定を埋め始めています。
仮に、また、仕事が忙しくなってきたら、それをいったん辞めればいいわけですし。
がむしゃらになって、突き進んでいて、ふと、気付いたら、随分遠くまで来ていた。
もう一度経験をしたいと思います。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」（税務経理協会様）
