ザ・ノンフィクション
5月11日(日)放送のザ・ノンフィクションが、インディーズで頑張っておられる芸人さん達にフィーチャーしたものでした。
普段テレビなどで目にする芸人さんたちは、ほんの一握りの人達で、そこを目指して長い期間頑張っておられる方が多くいらっしゃることに、気付かさせられました。
自分たちでやると決めた
高校生の頃にコンビを結成し、M-1甲子園で決勝進出を果たして将来を期待されていた芸人のお二方が、大手事務所に所属する道を選ばずに、フリーとしての道を選ばれたということについて、
このお二方、強いなぁ~、
と思いました。
そして、自ら喫茶店を開業し、そこをライブハウスとしても使い、インディーズ芸人たちが舞台に立つチャンスを与え、しかも、たとえ2人しか集客できなくても、ギャラを払う(200円とはいえ、払うことに意義があると思います)ということをされており、これまた、強いなぁ~と感じたわけです。
お二方とも、現在のご自身の在り方(面白い芸人であり続けること)に満足されているように見えました。
次世代にチャンスを与える
この回をみていて感じたのは、インディーズの芸人さんたちは、打席に立つことがそのものが難しいんだなということです。
たとえば、会社勤めですと、会社の方針や雰囲気次第ではありますが、求めるか否かに関わらず、打席は巡ってきますので、自然と場数は踏めるわけです。
ところが、インディーズの芸人さんとなると、ライブを開催する側も商売としてやるわけなので、集客が見込めない芸人さんに、おいそれとライブ会場を貸すわけにもいかないのだろうと思われるわけです。
よってもって、自身でライブハウスを運営し、バッターボックスに立つ機会を与える。
とても、真似できそうにありませんが、率直に、かっこいいなぁ、強いなぁと感じた訳です。
なんとなくですが、個人でやっている士業とかぶりまして、いろいろと考えさせられました。
日々精進。
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