とある税務専門誌
とある税務専門誌で、弁護士と税理士の協働について書かれた記事が掲載されていました。
私も実際に法律事務所で協働を経験したので、その経験と、他の事務所にいらっしゃる方が感じていることとに違いがあるものかと気になり、さっそく購入して読んでみました。
書かされている文章かなと思いきや
正直なところ、購入前は、
「理想論を述べただけの書かされた文章なんじゃないのかなぁ」
なんて思っていたのですが、読んでみると、そうではありませんでした。
弁護士さんからの視点と、税理士さんからの視点の2つの記事が掲載されているのですが、ちゃんとそれぞれの方が思っていることを素直に述べておられる印象を受けました。
弁護士さん側が、
「こうあるべきだ!!」
みたいな文章で、それに迎合する文章を、税理士さんが書いていそうに思っていたのが、実際は、そうではなかったということです。
あとは、注意書きなどから、それぞれの苦悩が見えてきたりもしました。
おもしろい記事ですね。
変化を恐れるなかれ
正直なところ、他士業が税理士業界に入ってくるのって怖いです。
私の場合は、会計士の資格もあるので、ある意味、参入してきた側でもあるわけですが、肌感覚として感じるのが、その人の人となりや実力如何よりも、資格の名称が与える印象が大きいということです。
それを踏まえると、弁護士と言う資格のイメージだけでも、一定数はそちらにムーブしてしまうのではないかと感じるわけです。
競争社会なので、致し方なしですが。
まぁ、絶対安泰な世界などないわけで、変化を楽しみながら、生きて行けば、どうにかなるのかなとも思っています。
氷河期を生き抜いたゴキちゃんのように、しぶとく強く生きていこうと思います。
日々精進。