日経新聞
日経新聞の「私の履歴書」というコラムが好きです。
さまざまな分野でご活躍されている方々の半生を知ることができ、時代の移り変わりなども垣間見ることができるため、とても勉強になります。
2025年10月は元サッカー日本代表監督として有名な岡田武史氏のコラムです。
デロイトのイベントで拝見したときの印象
現在は、今治のチームの運営会社のオーナーとして奮闘されているのを、古巣のイベントで知りまして、トークセッションでご本人が登壇されていたのを覚えています。
日本代表監督をされていた頃にはあまり感じなかったのですが、結構ズバズバと物を言うタイプのお方なんだなぁという印象で、はっきりと物申す分、ちゃんと矢面に立って実行する方なんだなぁという印象も持ちました。
上司に持つと大変そうですが、頼りになる方なんだろうなと思ったわけです。
監督って元代表選手がなることがあるんですね
これは私の単なる無知なのだろうと思うのですが、サッカーチームの監督に元代表選手がなることがあるんですね。
なんとなく、プレーヤーサイドと、指導者(監督)サイドはまったく別物で、プレーヤーとして引退された後は、コーチ(技術指導など)につかれるのだと思っていました。
私の履歴書では岡田監督が現役時代に日本代表だった話なども盛り込まれており、へぇ~っと少しびっくりしたわけです。
サッカーの技術以外にもいろいろなことを学ぶ
記憶ベースですが、確かお父様がお医者様で、生涯勉強といったことをおっしゃられ、それに当時の岡田氏はびっくりした(落胆した?)みたいなことが書かれており、そして、監督業を長くされていて、生涯勉強といったことをおっしゃっていたのがとても印象的でした。
どの分野もやはりそうなのですねと。
そして、もう一つ驚いたのが、他国の監督からサッカー以外のこと(芸術など、いわゆる教養のようなこと)も学びなさいと言われたという話です。
岡田氏も心理学などいろいろなことを実際に学ばれたと書かれていました。
これについては会計税務の業界においても同じ事が言えそうに思うのですが、どうしても、会計税務に関するプラクティカルなことばかりを学んでしまっている自分がいます。
実務に直結しますし、毎年改正が入るので必要なことではあるのですが、本当はもっと幅広にいろいろなことを学んだほうがいいのだろうなと思う訳です。
もう少しで岡田氏の連載が完結してしまいますが、最後の週のコラムでは、世の中に向けたメッセージを書かれる方が多いので、どのようなメッセージを書かれるのか楽しみにしたいと思います。
頑張れニッポン!!
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)

