ザ・ノンフィクション
日曜日の午後2時から放送されているザ・ノンフィクションという番組を見ています。
世の中には本当に、いろいろな人や人生があるんだなぁと気づかされ、本当にこれでいいのかな?と考えるきっかけになるので、時間を見つけては見るようにしています。
坊主頭
秋山木工さんという会社がありまして、過去に何度も、放送されているのですが、いわゆる昔ながらの教育方針でやってこられた会社さんでした。
丁稚奉公の長い期間を経て、一人前の職人になっていくという育て方ですね。
私自身、古い人間なのと、国税という職場が似たような雰囲気だったので、そこまで抵抗は感じないのですが、現在の若い方には少し強烈だったようで、放送のたびに、ネットでおもちゃにされてしまい、結果、昨年の職人希望の応募者の方が0だったそうです。
それを受けてかいろいろとルールを変えたようで、住み込みの修行でなくてもOK、坊主頭にしなくても良いとなっていました。
坊主頭って楽ちんで便利ですけどねぇ~。
(ちょっと伸びてきたあたりが、寝癖がとれないので大変ですが)
いくつになっても変わることはできる
経営者の方、80代くらいでしょうか。
間違いなく、昔はこのやり方で通用していた(だからこそ、現在会社が存続している)のだと思います。
でも、だんだんと世の中は移り変わり、気付いたら、現代の感覚にマッチしていなかったということなのかなと思っています。
過去の放送も含めて見ていて、すごいなぁと感じているのですが、経営者の方、変わろうとしているんですよね。
普通は、歳を重ねるごとに、頑固になっていき、自分の信じること、やってきたことに固執するものだと思います。
そういった方をたくさん見てきました。
なので、すごいなぁと感じるわけです。
私、まだ30代ですが、だんだんと頭が固くなってきたなと感じています。
新しい物を受け入れる度量が減って来ているのが、自分でもわかります。
いかんですね。
柔軟に、変わり続けないといけないですね。
日々精進。