いろいろな方がご活躍
私と同世代の方や、もう少し上の世代の方で、国税の職場を去って、税理士YouTuberとしてだったり、ライターとしてだったりと、いろいろな分野で活躍されている方々が増えてきました。
珍しくピンではなかった
これは私のイメージですが、国税OBってピンで活動されている印象を持っていました。
なので、動画で出てくるにしても、
国税OBの〇〇先生です~。
みたいなイメージしかなかったんですね。
今回、たまたま見つけた動画が、国税OBが3人集まって、運営の方から投げかけられる質問に対して、それぞれがコメントをするというものでした。
系統や地域柄が出ていた
お給料体系など、
「俸給表みれば、具体的な金額わかるじゃん。」
といった、多くの方が興味を示すものの、あえてそこを聞くかね?という質問などもあったりしたのですが、見ていておもしろかったのが、系統や地域柄の違いがキレイに出ていた点です。
話の内容からして、法人税の調査、資産税の調査、査察系の方々で、所属していた国税局は、東京局、大阪局、金沢局のようでした。
法人の人が、
「コミュニケーション能力が高い人が調査がうまい」
というと、資産の人が、
「別に話がうまくある必要はないと思います」
といったり、東京局の方が、
「官房系や主税局や国税庁に行く人が出世する」
というと、査察系で金沢局の人は、
「事案で事績を上げた人が出世する」
といったことをおっしゃっていました。
見ていて、
「そうそう、同じ組織だけれども、系統や所属していた局で全然違うんですよね~。」
というのが感想です。
質問者の方はそこまで察知できていないと思うのですが、中にいたことのある人だとおそらく、あぁなるほどね、となると思います。
ちょっと懐かしくすらありました。
結局のところは自分の選んだ道が一番と信じたい
どの方のご発言も間違ってはいないのだと思うのです。
してきた経験が違えば、見え方は違うわけで。
みなさん、遠慮して発言をしている感じでしたが、結局のところは、自分の選んだ道(所属していた部署や担当)が一番(もしくは間違いではなかった)と信じたいということなのかと思いました。
ちなみに、私は徴収部門が第一希望だったのですが(法人税は第三希望です)、お三方とも、共通して、一番人気がない系統だとおっしゃっていました。
(退官後までを意識するとそうならざるをえないかもしれないですね。)
日々精進。