四半期も含めると
税理士としての業務が多いのですが、会計士としての業務もしています。
具体的にいうと、税金計算前のTBを会社にご作成いただき、それから、会社法決算にする作業です。
ざっくりいうと、各種引当金の計上を行い、税金計算をして、税効果をして、決算を締める作業です。
年度末決算は年1回ですが、四半期も含めると、年4回決算を行うこととなり、この手の業務が増えるにつれて、ずっと決算をしているような気分になります。
根詰めて作業すれば
型を作る初年度は大変なのですが、その後の安定飛行に入ると、ルーティン作業が増えてきます。
(仕訳データの共有を受けて、仕訳データの通査を行って、会計上対応が必要となるトピックがないか確認し、必要に応じて対応します。)
すると、メールなどを一切遮断して、根詰めて作業をすれば、一日で一社分の決算業務を完了させることができます。
自己カウンターチェックもしているので、一日寝かせて、チェックを行い、細かな誤りを修正したら、コンプリートです。
作業をしながらふと考えまして、1日+翌日のチェックで完了するとすると、1か月の稼働日数を20日とすれば、20社分の決算作業ができるではないかと。
単純計算としては可能なのかもしれませんが、何か突発対応が生じた際に、終わりますし、なんかものすごく疲弊しそうな気がします。
生きた心地がしない、無味乾燥な決算マシーンと化してしまいそうです。
こういったことを考えていると、いつも思い出すのが、税理士事務所にお勤めの方がよくおっしゃっていた、1人あたりのMAXの担当社数が30社程度という話です。
税務調査でいつも聞いていたんですね。雑談として。すると概ね30社が限界であることを知りました。
これ、めっちゃすごいと思うんですよね。
毎月、平均で2~3社決算を締めているということですよね。記帳もしつつ。
どうやったらこんな件数をこなせるのだろうと不思議に思っています。
決算やったんだなぁという感想
根詰めて作業をして、午後3時くらいに燃え尽きました。
そして、いつも思うのが、
あぁ、決算やったんだなぁ
ということです。
今日一日何したっけと考えてみると、
あぁ、決算やったんだなぁ
と思います。
頭から出てくる言葉の大半が
「決算」
になります。
最近、まさにこの状態に陥っており、
あぁ、決算やったんだなぁ
という言葉を遣いたかったので、この駄文を書きました。
頑張ります。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)