日経新聞 私の履歴書
2025年7月の私の履歴書は、資生堂前会長CEOの魚谷雅彦氏が半生を綴ったものです。
ライオンに新卒で入社し、留学を経て、外資に転職、その後、コカ・コーラで頑張っておられるあたりを、この文章を書いている時点で、書かれておられます。
ジョージアのCMをネットでググるとYoutubeで歴代のCMが出てきたりすので、おもしろいですね。
なるほど、このCMか!?となりまして。
あと、Qoo(ジュースのクー)も、おもしろいですね。
飲むのは子供、買うのは母親で、子供だっておいしいですもんね。
この時代に転職をたくさんした方ってめずらしいような
私の履歴書で語られている方の多くが、実家の稼業を継いだ、ご自身で開業されて会社を大きくした、一つの会社で勤め上げた方がほとんどなように思うのですが、魚谷氏のキャリアをみていると、現代のキャリアの構築スタイルに似ているように感じます。
自分が活躍できる場所を探して、どんどんステップしていくあたりが読んでいて楽しいですね。
この人と仕事をしたい
日本コカ・コーラのマーケティング責任者として声がかかった回がとてもよく、一度お断りしたところ、断ったことで逆に興味を持たれ食事を通じた交流を持つようになり、結果として、「この人と仕事をしたい」と考え、コカ・コーラに移ることを決意されたとありました。
なんかいいですよね。
「この人と仕事をしたい」
人との相性ってありますよね。
このように思える方と一緒に働いていると、つらく、大変なプロジェクトでも不思議と楽しめた(そのように錯覚する?)経験があります。
今となっては一人士業となったので、上司としてこのような方と出会うことはもはやありませんが、新しく誰かとお仕事をご一緒することとなりそうなときに、一番に考えることが、
「この人と一緒に仕事をしたいか?」
ですので、やはり、相性って大切なんだなぁと思うわけです。
人生の大部分を費やすのが仕事、人生の暇つぶしが仕事などなど、いろいろな言われ方をしますが、どうせなら、楽しんだ方がいいですもんね。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)