ラーメン屋の後のラーメン屋さん
事務所の近所に以前、行きつけだったラーメン屋さんがありました。
結構長い期間続いており、夜はいつも繁盛していました。
10年以上通っていたので、店主さんとすっかり仲良くなっておりまして、お店を辞める理由を聞いてみたところ、仕込みの時間や夜の営業時間の関係で、子供との時間がとれないので、お店を辞めることを決意したとおっしゃっていました。
味が日によって大きく変わっちゃったり、お世辞にもきれいなお店とはいえなかったんですけど、居心地がよかったんですよね。
で、そのお店に居抜きで入ってきたのが、同じくラーメン屋さんでした。
〇〇氏監修?みたいなお店で、〇〇氏は存じ上げなかったのですが、草加市はラーメン激戦区(都内ほどではないですが、ひっそりと激戦区です)ですので、ひそかに期待していました。
おいしかったけれども
開店当初は商店街の通りに面しているということもあり、結構繁盛していたのですが、月日が経つにつれて、お客さんの数が目に見えて減っていっていました。
味は悪くないですし、店内も改装してきれいだったのですが。
でも、3年くらいは続いていたので、なんとか軌道に乗ったかなぁと思っていたのですが、先日お店の前を通ったところ、シャッターが閉まっており、居抜きでの賃貸人募集の張り紙がされていました。
どうやら、苦しい中粘っていたというのが実際のところだったようです。
地元感でしょうか
近所に、お母さんが一人でされている小料理屋があります。
このお店の前は、高級志向のサラダを売っているお店だったのですが、すぐに閉店しました。
で、その後に入った、この小料理屋さんは、手書きのメニューを拝見するに、アットホーム感が売りのようで、昼間っから、お店の外までカラオケの声が聞こえてくるようなお店です。
懐事情はわかりませんが、いつも、お客さんが入っていて、賑わっていますので、きっと長く続くお店になるのだろうと思います。
居抜きのおいしいラーメン屋さん、高級志向のサラダ屋さんとの違いはなんだったんだろうと、いつも考えてしまいます。
商店街の通りの角地に出店したメロンパン屋さんが、すぐに閉店したこともありました。
流行に乗って、勢いよく開店したものの、その後の閑古鳥がすごかったんです。
コンサルか何かのアドバイスに従ったんでしょうか。。
商売はむつかしいですね。
味や品質だけではないということを学びました。
日々精進。
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