書き物をご職業にされている方の本がおもしろい
最近、積極的に本を読むようにしています。
自分の仕事に関する本を読むのが楽しいので、書き物に関する内容の本が多くなっています。
「職業ブックライター。」という書名の本を読んだのですが、いろいろと共感することができました。
毎月一冊のペースはすごすぎ
ブックライターのお仕事の内容や、仕事の進め方などについて、とても丁寧にわかりやすく書いてくださっています。
ブックライターとは、本を出版したいと考えているが、お時間の都合などから書くことが叶わない方向けに、インタビューなどに基づいて、本を執筆するご職業のことなのですが、著者の方、毎月一冊のペースで出版をされていると書かれていました。
著者の方が、ご自身で、本のネタを準備する必要がないとはいえ、一冊10万字以上はある書籍を毎月書き続けるなんて、鉄人ですよね。
すごすぎです。
もちろん、容易なことではなく、いろいろな工夫をされた結果として、たどり着かれたようだったのですが、私が仮に専属のブックライターになったとしても、この域に到達できる自信がありません。
準備が大切
期限を守ることなど、さまざまなアドバイスを書いてくださっているのですが、その中でも一番共感できたのが、
準備を怠るべからず
ということです。
税務調査に似ているなぁ~
と読んでいて感じたんですよね。
インタビューがスムーズに進む
(概況聴取がスムーズに進む)
ちゃんと調べてきているなと思わせることで信頼関係を築くことができる
といったことが書かれていました。
もう一つ、
なるほど~
と思ったアドバイスが、
目次を作って、そこにキーワードを書いていく進め方
です。
たまたまではありますが、この本を読む前から、試してみており、確かに書きやすかったんですよね。
(連載の開始にあたり、ネタ一覧を作成しているので、そこに、思いついたトピックを箇条書きで加筆するようにしています。そして、それを基にして、原稿を書き始めています。)
プロの方のお墨付きがあると、安心して、このテクニックを継続していけるなと思ったわけです。
いろいろなジャンルの本を読むと、新しい発見があって楽しいですね。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)